従來型の大學受験指導クラスに比べ、オンライン指導には多くの優(yōu)位性がある。まず、オンライン指導はより便利だ。家で授業(yè)が受けられ、生徒、親、教師の時間コストの節(jié)約になり、コミュニケーションの効率を高める。次に、優(yōu)れた教師資源を共有することができる。ネットは空間の有限性をうち破ると同時に、スケールメリットによって、優(yōu)れた教師資源がより多くの生徒にサービスを提供することを可能にし、遠隔地や山間地の子どもも一線都市の子どもと同じ授業(yè)や指導サービスを受けられるようになる。さらに、學習行為のデータ化が指導をより効率的にする。練習問題や評価などオンラインでの相互連動の動きを通じて、教師は生徒のデータをより迅速かつ正確に回収でき、焦點を絞ったカリキュラム調(diào)整が行えるようになる。

帥さんは、「未來にはオンライン指導が中國の子どもたちへの課外指導で主流のスタイルになることは間違いない。これまでの試験対策の指導に比べ、オンライン指導は単に成績を上げるだけでなく、學習能力と學習への興味を同時に養(yǎng)うことにより力が入っており、生徒たちは學習の過程により興味を抱くようになる」と話す。

大學受験制度の改革は受験産業(yè)にも新たな変化をもたらした。2016年には、北京、上海、天津、江蘇、浙江の5省?直轄市だけでなく、全國26省?自治區(qū)?直轄市で全國統(tǒng)一問題を使用するようになり、今年はさらに多くの都市が統(tǒng)一問題を使用するものと予想される。試験問題が省ごとの作成から再び「全國大統(tǒng)一」へと回帰する流れを背景に、省の枠を超えた受験指導も受験産業(yè)の新たな成長源になりつつある。受験指導サービスを手がける北京新東方優(yōu)能中學の関連プロジェクト責任者は、「外部の省や市から來た大勢の受験生資源が試験前の指導を受けている。こうした受験生資源はここ2年間に目立って増加しており、試験問題が統(tǒng)一されれば、より多くの受験生が省區(qū)市の枠を超えて評判の高い受験指導機関を選択するようになるだろう」との見方を示す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月6日