中國の習近平國家主席は4日から6日までドイツを公式訪問し、7、8両日には同國ハンブルクで開催されるG20サミットに出席する。習主席の訪獨は就任以來2回目だ。2014年の初の訪獨時、中獨雙方は両國関係を包括的?戦略的パートナーシップに格上げした。今回の訪獨は幅広く注目されており、中獨両國の政治的相互信頼と実務協(xié)力の水準を新たな高みへと引き上げるのは確実だ。(文:鄭春栄?同済大學ドイツ研究センター長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
習主席は先日獨紙「ディ?ヴェルト」への寄稿「さらに素晴らしい世界のために」で「中獨両國は世界と地域の平和?安定?繁栄に重要な責任を擔う必要がある」と指摘した。全世界的に様々な不安定性や不確定性が増す厳しい現(xiàn)狀の下、中獨両國はグローバル?ガバナンス責任共同體を連攜して構(gòu)築する必要があり、またその能力を備えていると言える。
まず、中獨両國の日増しに緊密化する包括的?戦略的パートナーシップは、両國がグローバルな責任を共に擔ううえでの強固な土臺を打ち固めた。國交樹立から45年、両國関係は積極的、前向きに発展してきた。さらに近年では、両國首脳が頻繁に相互訪問し、政治的相互信頼が日増しに高まっている。経済?貿(mào)易面の結(jié)びつきは一層緊密化し、投資協(xié)力は「一方通行」から「雙方向の急行車線」へと拡大した。今年5月にハイレベル人的?文化的交流対話制度を設けると、中獨両國民間にも「心の橋」が架けられた。今回の訪獨で両國首脳は世界や地域の紛爭問題について踏み込んで意見交換しただけでなく、ドイツの「工業(yè)4.0」と「メイド?イン?チャイナ2025」の戦略連攜を力強く推し進め、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの枠組での実務協(xié)力を拡大した。また、中獨親善の使者としてドイツに到著したパンダが、両國民の心の距離をさらに近づけることは間違いない。
次に、複雑に錯綜し、激変する國際情勢は、重要な影響力を持つ中獨両國がグローバルな責任を勇んで擔うことを求めている。今回の訪獨は必ずや両國関係の將來の発展のために新たなビジョンを示し、グローバル?ガバナンスにおける両國の一層の役割発揮を推し進めるとともに、中國EU関係の包括的発展をリードし、この責任共同體へのEUの參加を後押しする。
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