招商銀行プライベートバンキング事業(yè)チームが米ベインキャピタルとともにこのほど発表した「2017年中國個人資産報告」によると、2016年には中國の高資産層は158萬人に上り、06年には18萬人だったことを考えると、過去11年間で8倍以上増加したことになる。このうち投資可能な資産が1億元(1元は約16.4円)を超える人は約12萬人いるという。中國経済週刊が伝えた。
さきに胡潤研究院が発表した報告書でも、16年5月末現(xiàn)在、大陸部で資産額が1千萬元を超える高資産層は約134萬人おり、投資可能な資産が1千萬元を超える人は約68萬3千人だった。資産額1億元以上は約8萬9千人で、15年に比べ1億1千萬人増加し、投資可能な資産が1億元以上という人は約5萬2500人に上った。
ベインは報告の中で、17年に中國の高資産層は187萬人前後に達し、前年比18%増加すると予測する。國家統(tǒng)計局がこのほど発表した大陸部総人口數(shù)予測は13億8271萬人で、今年末には人口100萬人につき135人の高資産層がいることになり、「萬分の一」よりも高い割合になるという。
資産の規(guī)模をみると、16年には高資産層は全體で49兆元の投資可能な資産を保有し、14年から16年の間の増加率は24%に達し、12~14年の増加率を上回った。一人あたり平均は3100萬元で、12~14年の水準を基本的に維持した。
招商銀行とベインの報告によると、17年には高資産層の資産総額が58兆元に達し、前年比19%増加し、一人あたり平均は3670萬元になるという。中國個人資産市場は全體として急成長期にあり、極めて大きな成長の潛在力と可能性を備えているという。
16年に全國の個人が保有する投資可能な資産の規(guī)模は全體で165兆元に達した。ここからわかるのは、中國の高資産層の資産が全國の個人資産全體の30%近くを占めているということだ。
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