中國地震臺網(wǎng)の測定によると、8日午後9時19分49秒、四川省アバ?チベット族チャン族自治州九寨溝県(東経103度82分、北緯33度20分)でマグニチュード7.0の地震が発生した。 震源の深さは約20キロ。科技日報が伝えた。
成都ハイテク減災(zāi)研究所が発表した情報によると、同州防震減災(zāi)局と同研究所が共同構(gòu)築した地震早期警戒システムが、今回の地震の早期警戒に成功した。攜帯電話や専用端末などを通じ、成都市での地震発生71秒前、甘粛省隴南市での19秒前に警報を出した。
今回の地震の震源地は、四川省九寨溝県から39キロ、松潘県から66キロ、若爾蓋県から90キロ、成都市から285キロ離れている。同研究所の成都ハイテク區(qū)にあるバックステージセンターの統(tǒng)計データによると、同地震早期警戒システムは震災(zāi)後、四川省広元市、成都市、綿陽市、アバ市,甘粛省隴南市、陝西省漢中市の學(xué)校11校の地震早期警戒端末に、揺れが生じる5?38秒前に早期警戒情報を出した。また四川省ブン川県、北川県、茂県にはテレビで早期警戒情報を出した。同システムはさらに四川科技など、約20の行政微博(ウェイボー)公式アカウントを通じ、地震早期警戒情報を出した。
微博ユーザーが8日午後10時7分に投稿した動畫によると、地震発生時、アバ?チベット族チャン族自治州のブン川県テレビの畫面には、40秒以上前に早期警戒情報が出されていた。
記者はその後、同テレビ局と連絡(luò)を取った。編集室の職員によると、これは四川省地震局と地震弁公室が共同開発した「地震前兆緊急処置システム」だ。震源地から離れた場所に數(shù)十秒前に警報を出し、緊急避難を促すことができる。職員によると、同システムはブン川県のテレビデータ端末とつながっており、地震が発生するとテレビ信號が自動的に切斷され、市民に避難を呼びかける警報を出す。同システムはテレビに秒読みのカウントダウンを表示する?!附窕丐闲盘枻纫袈暏捕à筏皮い郡郡帷ⅴΕ螗去昆Ε蠼K了後にはもとのテレビ畫面に切り替わった」。
成都ハイテク減災(zāi)研究所所長、地震早期警戒四川省重點実験室主任の王暾氏は、「同システムは地震発生後、震源地から107キロ離れた隴南市で揺れなどが生じる19秒前に早期警戒情報を出した。208キロ離れた綿陽市は49秒前。成都ハイテク減災(zāi)研究所は地震部門と緊急処置部門に、震度速報図などの緊急データを提供した」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月9日
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