浙江衛(wèi)星テレビで放送中の、子供が漢字の書き取り対決にチャレンジする番組「漢字風(fēng)雲(yún)會」が、夏休み中の子供の間で人気を博している。約1時間、楽しい雰囲気の中で進(jìn)められる書き取り対決を見ながら、テレビの前の子供たちも紙を用意して漢字を書き、間違えやすい漢字約10個、生活の中でよく使う漢字約10個、上品で美しい言葉20個などを勉強(qiáng)、復(fù)習(xí)する。北京日報が報じた。

7月中旬に放送が始まった時、関正文?総監(jiān)督は、同番組が「テレビで見られるおもしろい國語の授業(yè)」になるとは思ってもみなかったという。これまでは4回放送され、多くの子供たちにとって、木曜の夜9時40分になると、紙を用意してテレビの前に座るというのがすでに「恒例」となっている。しかし、関総監(jiān)督は、「1時間以上も神経を集中させて、書き取りテストをし、終わるころにはもう11時」と、子供たちに「同情」している。そして、子供たちの就寢時間を考えて調(diào)整をし、同番組は日中に再放送されるようになった。

「漢字聽寫大會」や「見字如面」などの文化番組を指揮してきた関総監(jiān)督は、同番組の放送が始まる前から、「漢字風(fēng)雲(yún)會」は「教育」という面で積極的な役割を果たすと信じていた。関総監(jiān)督は、「子供にテレビを見たり、インターネットをしたりさせない親も多いが、この番組を子供と一緒に見る親は多いだろう。ちょうど夏休みに放送されるため、家族みんなで一緒に見て、勉強(qiáng)するのに適している」と考えていたのだ。