中國(guó)で現(xiàn)在、最も急速に発展しているのがモバイル決済。2017年第一四半期(1-3月)に筆者が歐州を旅行した時(shí)は、第三者決済サービス?支付寶を使えたのは稅金の払い戻しを受ける時(shí)だけだったが、國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日、10月1日)と中秋節(jié)(舊暦8月15日、今年は10月4日)に合わせて8連休となった今月1日から8日は海外旅行をすると、海外でも支付寶や微信支付(Wechat Pay)が利用できるようになっていた。連休中、支付寶や微信支付での決済を受け付けていた海外の空港、免稅店、ショップは昨年と比べて大幅に増加していた。フランス?パリの百貨店ギャラリー?ラファイエットは最近、微信支付の利用が可能になり、お得な為替レートで客の呼び込みを図っている。日本の多くの空港やドラックストア、百貨店でも昨年末から支付寶の使用が可能になり、日本では中國(guó)と同じように支付寶で便利に決済を行うことができるため、旅行中の買い物などが非常に便利になった。今年6月初め、支付寶は、日本のケンタッキーで支付寶の利用が可能になることを発表し、まず、東京や大阪などの123店舗で導(dǎo)入された。北京青年報(bào)が報(bào)じた。
中國(guó)のモバイル決済は中國(guó)國(guó)內(nèi)で普及し、すでに海外進(jìn)出を始めている。モバイル決済は、インターネットを利用するため、國(guó)境、時(shí)間などに左右されず、いつでもどこでも使えるのがメリット。世界進(jìn)出の一歩を踏み出すや、一気に世界中に広がっている。
現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、支付寶は歐米、日本、韓國(guó)、東南アジア、香港地區(qū)、澳門(マカオ)地區(qū)、臺(tái)灣地區(qū)など、33の國(guó)や地域で利用が可能になっている。また、利用できる分野も、飲食、スーパー、百貨店、コンビニ、免稅店、テーマパーク、海外の空港、稅金払い戻しなど非常に広く、ほぼどんなシーンでも利用できるようになっている。微信支付も最近、13の國(guó)や地域に上陸し、海外の13萬(wàn)店舗以上で利用可能、12種類以上の通貨に対応している。
その他、検索大手「百度」傘下の「百度銭包」(百度ウォレット)も最近、タイに上陸。今後は、日本や韓國(guó)などにも進(jìn)出する計(jì)畫だ。京東金融(JD Finance)は 9月、タイのセントラル?グループと合弁會(huì)社を立ち上げ、まず、決済市場(chǎng)に參入する。
中國(guó)のモバイル決済をめぐり、以下の2つの特徴が一層明確になっている。
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