アジア太平洋経済協(xié)力會議(APEC)首脳會議ウィークが6日、ベトナム中部のダナンで開幕する。最も注目される第25回首脳會議は10、11両日に開催される。新華社が伝えた。
アナリストは今回の會議の3大注目點として、コネクティビティの強(qiáng)化、アジア太平洋の開放という大きな方向性の維持、2020年以降のアジア太平洋協(xié)力発展の新ビジョンを指摘する。
■注目點1:コネクティビティの強(qiáng)化
2013年のAPECバリ島會議で中國側(cè)が太平洋両岸をカバーするアジア太平洋コネクティビティ構(gòu)造の構(gòu)築を提言して以來、コネクティビティの強(qiáng)化はAPEC參加國?地域の広範(fàn)なコンセンサスとなった。
南開大學(xué)APEC研究センターの劉晨陽センター長は「近年、アジア太平洋地域の経済協(xié)力情勢の変化にともない、APECの協(xié)力分野は拡大し続けている。特に2014年APEC北京會議以來、包括的コネクティビティがAPEC協(xié)力の注目分野となり、APECと『一帯一路』イニシアティブの協(xié)力分野の関連性が一層深まった。両者は多くの分野で相互補(bǔ)完的な連動効果を?qū)g現(xiàn)できる」と指摘する。
今年のAPEC會議について、中國側(cè)はクロスボーダー電子商取引、サプライチェーン、APEC補(bǔ)助産業(yè)、サービス業(yè)の4つの面から地域の貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化、コネクティビティ強(qiáng)化を一層促進(jìn)すべく努力すると表明している。
■注目點2:開放の方向性の維持
過去20年余り、APECは市場開放の推進(jìn)、貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化などの分野で大きな成果を挙げた。だが、現(xiàn)在世界経済?貿(mào)易は不安定化要因が増え、保護(hù)主義が臺頭し、多國間貿(mào)易制度の発展は試練に直面している。APECリマ會議で、中國側(cè)は経済グローバル化が大きな流れであり、閉鎖と排他性は正しい選択ではないことを明確に指摘。貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化を促進(jìn)する必要性を強(qiáng)調(diào)し、あらゆる形の保護(hù)主義に反対し、経済グローバル化へのアジア太平洋の決意は変わらず、自信は失わないことを行動によって世界に示した。
アナリストは「アジア太平洋地域は貿(mào)易と経済の規(guī)模で全世界の半分を占める。アジア太平洋が開放的発展という大きな方向性を維持できるかどうかは、世界経済の発展に重要な影響を及ぼす。各者は今回のAPEC會議が多角的貿(mào)易體制維持のためにより積極的なメッセージを発し、WTOの多角的貿(mào)易體制の推進(jìn)により積極的な役割を発揮することを期待している」と指摘する。
■注目點3:APECポスト2020ビジョン
今年5月の第23回APEC貿(mào)易相會合は「ポスト2020ビジョン」を會議日程に乗せた。中國側(cè)は「共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合う」地域協(xié)力の新理念、包括的で質(zhì)の高いアジア太平洋自由貿(mào)易圏の実現(xiàn)、包括的貿(mào)易コネクティビティの構(gòu)築、より包括的なアジア太平洋グローバル?バリューチェーンの構(gòu)築、新たな経済成長源の育成といった主張を打ち出した。
APECのボラード事務(wù)局長は取材に「現(xiàn)在APEC內(nèi)には地域貿(mào)易協(xié)定の取り決めが少なからずある。われわれはこうした計畫が様々な方向へ発展するのではなく、將來的に一體化へ向かうことを希望する。われわれは各者がダナン會議で、具體的內(nèi)容、タイムテーブル、実現(xiàn)ルートなど、アジア太平洋自由貿(mào)易圏の実現(xiàn)をいかに推進(jìn)するかについて引き続き深く検討することを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月8日
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