青海省気象科學(xué)研究所が発表した情報(bào)によると、ツァイダム盆地で最大の湖である哈拉湖の面積が大幅に拡大し、この52年間で最大になっていることが最新の衛(wèi)星リモートセンシング観測(cè)で明らかになった。新華社が伝えた。

哈拉湖は黒海とも呼ばれる。ツァイダム盆地の北東の縁、祁連山脈の奧深くに位置する、青海省で面積が3番目の湖、ツァイダム盆地で最大の湖だ。雪山や氷河、茫々たる荒野に守られ、哈拉湖は長(zhǎng)期的に人跡未踏の地だった。かつては中國(guó)北方で最も保存狀態(tài)の良好な、最も原始的な濕地生態(tài)系の一つだった。

気象専門(mén)家によると、正常な氷河溶解による水の補(bǔ)給のほか、5月に雨季に入り周辺の降水量が増えたことが、面積の大幅拡大の主因となっている。気象分析結(jié)果によると、今年6-9月の哈拉湖周辺の月間降水量は、例年の平均を20-190％上回っていた。

青海省気象科學(xué)研究所高級(jí)エンジニアの劉寶康氏は「湖の面積拡大は、周辺の大気の濕度を高め、野生動(dòng)植物及び鳥(niǎo)類(lèi)の生息環(huán)境を改善する」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月10日