來年5月のメーデー3連休、北京の人気観光スポット故宮博物院は南大庫を明(1368-1644年)、清(1644-1912年)の時代の家具展示ホールとして一般公開する。同博物院の単霽翔?院長は、「來年、當(dāng)博物院の公開面積は初めて80%を超える」としている。北京日報(bào)が報(bào)じた。
清宮の建材廃棄物を貯めておく場所だった南大庫が來年のメーデー3連休に一般公開され、明?清の時代の宮廷の家具を展示するホールとなる。展示されるのはカリンやニオイシタンで作られた家具だ。
単院長によると、來年、故宮の一般公開面積は初めて80%以上になる。しかし、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)をもてなしたことで有名になった寶蘊(yùn)樓という建物は公開する條件が整っていないという。寶蘊(yùn)樓は、故宮の西華門內(nèi)にあり、清の時代に學(xué)問を?qū)Wぶ場所だった咸安宮の舊跡だ。1915年、北洋政府の時代、瀋陽の故宮と河北省の承徳避暑山荘の文化財(cái)を保存するために、そこに民國時代の雰囲気漂う「文化財(cái)倉庫」が建てられた。中國風(fēng)と西洋風(fēng)がコラボするその建築物は、華麗な紫禁城において異彩を放っている?,F(xiàn)在、寶蘊(yùn)樓は主に故宮博物院の歴史を紹介する場所となっており、レンガと木材でできているため、荷重容量に限界があり、一般開放をする條件が整っていない。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月1日
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