日差しを浴びると発電し、電気自動(dòng)車（EV）がそこを走る際に充電でき、雪が降ると積もった雪を自動(dòng)的に溶かす……そう、これこそが太陽(yáng)光発電道路だ。交通業(yè)界と新エネ産業(yè)を深く融合させたハイテクの到來(lái)だ。済南南繞城高速道路は年末、世界初の太陽(yáng)光発電道路の研究開発と敷設(shè)が行われる高速道路になる。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

「ガラス」を組み合わせて造られているように見えるが、十分な摩擦も確保している。太陽(yáng)光発電道路は小型EVどころか、中型トラックも走行可能だ。走行中の感覚は通常のアスファルトの道路と大差ない。関係者によると、この道路はすでに発電?送電を?qū)g現(xiàn)している。つまり、その電力が充電スポットと連結(jié)していることになる。

コア技術(shù)を提供する同済大學(xué)交通運(yùn)輸技術(shù)學(xué)院の張宏超教授は記者に対して、「太陽(yáng)光発電道路は集めた太陽(yáng)光エネルギーを電力に転換し、太陽(yáng)光発電を?qū)g現(xiàn)する。この道路が使用する技術(shù)は、搭載型太陽(yáng)光発電道路技術(shù)と呼ばれ、車両の通行條件に適した太陽(yáng)光発電モジュールを路面に直接敷設(shè)する。路面は透明コンクリートと呼ばれ、その技術(shù)指標(biāo)と通行安全性は一般的なアスファルト舗裝を上回る。太陽(yáng)光発電モジュールとは分かりやすく言えば、ソーラーパネルと同じようなものだ。しかし道路での使用を可能にするため、耐圧性を高め摩擦を強(qiáng)くしている」と説明した。

太陽(yáng)光発電道路はEVの「流動(dòng)するモバイルバッテリー」だ。EVワイヤレス充電技術(shù)はすでに成熟している。世界初のワイヤレス充電路線バス道路が、2013年に韓國(guó)で敷設(shè)された。米クアルコムは今年5月18日、時(shí)速100キロのEVワイヤレス充電を?qū)g現(xiàn)した。張氏は、「EV技術(shù)との結(jié)びつきにより、太陽(yáng)光発電道路は車の移動(dòng)中の充電が可能となる。全國(guó)の高速道路網(wǎng)に搭載することにより、流動(dòng)する太陽(yáng)光モバイルバッテリーになる」と話した。

太陽(yáng)光発電道路はさらに路面結(jié)氷検査システムを通じ、リアルタイムで路面結(jié)氷?duì)顩rを感知できる。自動(dòng)的に電力加熱システムを作動(dòng)させ、道路の雪を取り除き、通行の安全を保障する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年12月1日