浙江省蘭渓市の人たちにとって、桃花塢は同地で特別な存在であり、蘭渓という古城の重厚な歴史と蘭渓市民の長年の記憶が、この「桃花塢」に詰まっている。これらの古い景色が今、70歳になる王恩◇(◇は貝へんに兄)さんによって、ペン畫という形で畫用紙の上で「復活」した。「桃花塢」という名のこれらのペン畫がネット上に投稿されると、瞬く間にネットユーザーの間で人気が上昇した。
王さんは、小さな頃から絵を描くのが大好きだった。十數(shù)年前に初めてペン畫のことを知り、このモノクロの蕓術に深く魅了された。今年5月、王さんは、「桃花塢」の古い景色をペン畫で「殘しておく」というアイディアを思いついた。そこで、王さんはカメラで移転前の桃花塢の寫真を數(shù)百枚撮影した。
下書き、線畫化、ペン入れなどの作業(yè)を3ヶ月あまりをかけて行い、王さんは撮影した寫真をもとにして繊細にペン畫を描いていった。王さんは、このペン畫を描いた畫用紙全てに、原稿の名稱?サイズ?作畫時間などの基本情報を幾帳面に書き添えた。制作に最も時間のかかった作品は、「桃花塢全景」という畫で、計34時間が費やされた。また、完成した全作品に費やされた総時間は、なんと150時間に達したという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月26日
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