寒い季節(jié)となり、家の中にひきこもりスマートフォンで遊んでばかりいるという人も少なくない。こうした「スマホ依存」を斷つにはどうすべきだろうか。日本ではスマホ依存を斷つための専用のアプリが開発されているが、果たして効果はあるのだろうか？

日本政府が明らかにしたある調(diào)査結(jié)果によると、従來型の攜帯電話（通稱「ガラケー」）から次第にスマホへと世代交代が進(jìn)むにつれて、日本人のスマホ使用時(shí)間數(shù)はすでに1日あたり平均2時(shí)間50分に達(dá)し、7年前の調(diào)査と比べると倍になっている。なかでも高校生の47％が1日あたり平均3時(shí)間以上もスマホを使用していることが明らかになっている。また、スマホの使用時(shí)間と學(xué)業(yè)成績(jī)がはっきりとした反比例の関係となっていることもこれまでのデータから証明されている。日本は今、ちょうど高校受験や大學(xué)受験の時(shí)期を迎えており、多くの學(xué)生が勉強(qiáng)に集中するため、あるスマホ依存防止アプリを使用し始めている。同アプリはペット育成ゲームに似ているが、スマホを使用しない時(shí)だけペットが成長(zhǎng)する點(diǎn)が異なっている。もし我慢できずにスマホを使用した場(chǎng)合は、それまでに得た成果がすべて無駄になってしまう設(shè)定となっている。

ペット育成ゲームの他にも、自制心にやや欠ける學(xué)生向けに開発された罰則付きのさらに厳しい管理を行うアプリもある。スマホ使用を禁止する時(shí)間を設(shè)定すると、自動(dòng)的にロックがかかり、設(shè)定時(shí)間內(nèi)は緊急時(shí)の電話以外はスマホを一切使用できなくなる。これだけ見ると一般的な畫面ロックツールのようだが、もし我慢できずにロックを解除しようとすると、アラームメッセージが表示され、ユーザーは罰金である100円を支払わないと設(shè)定時(shí)間前にロックを解除することはできない。

現(xiàn)在、同アプリのダウンロード數(shù)はすでに10萬回以上に達(dá)している。こうした制限機(jī)能は青少年にとって効果があるだけでなく、スマホ依存を斷ちたいと考える大人にも効果的。そのためスマホ依存を斷つ上で一定の効果を上げると見られている。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月25日