近年、日本の學(xué)術(shù)界では不正問(wèn)題が後を絶たない?！笇W(xué)術(shù)界のアイドル」といった存在で話(huà)題となった、獨(dú)立行政法人理化學(xué)研究所の小保方晴子さんのSTAP細(xì)胞論文問(wèn)題をはじめ、昨年は東京大學(xué)の渡辺嘉典教授の複數(shù)の論文に不正があったことが判明した。さらに、最近また、ノーベル生理學(xué)?醫(yī)學(xué)賞を受賞した山中伸彌教授が所長(zhǎng)を務(wù)める京都大學(xué)iPS細(xì)胞研究所の論文に捏造と改ざんがあったことが明らかになった。論文をめぐる不正が今、日本の科學(xué)研究界の“癌”となり、その信頼が大きく揺らいでいる。

京都大學(xué)iPS細(xì)胞研究所は、iPS細(xì)胞（人工多能性幹細(xì)胞）の研究においては、日本、ひいては世界でトップクラスの研究所だ。同研究所は22日、山水康平助教が中心となって2017年2月に米科學(xué)誌ステム?セル?リポーツに発表した論文を構(gòu)成する図や補(bǔ)足図に計(jì)17ヶ所で捏造と改ざんがあったとする調(diào)査結(jié)果を発表した。同研究所の論文不正が発覚したのは今回が初めて。

京都大學(xué)は論文の撤回を出版社に申請(qǐng)しており、今後、山中教授を含む関係者の責(zé)任を追及するという。山中教授が所長(zhǎng)を辭任する可能性もある。

非常に多くの細(xì)胞に分化でき、分裂増殖を経ても分化萬(wàn)能性を維持できるiPS細(xì)胞は、再生醫(yī)療において「萬(wàn)能細(xì)胞」と見(jiàn)られている。日本政府は、再生醫(yī)療などの最先端醫(yī)療技術(shù)を「新経済成長(zhǎng)戦略」の主要な柱としている。2013年、日本政府は、今後10年、iPS細(xì)胞の研究に約1100億円規(guī)模の支援を行う意向を示した。日本メディアは、今回の論文をめぐる不正問(wèn)題により、日本のiPS細(xì)胞研究という「金字塔」の信頼が揺らいだと報(bào)じている。大阪大學(xué)の中村征樹(shù)準(zhǔn)教授は、「社會(huì)全體のiPS細(xì)胞の研究に対する期待は非常に高い。山水助教らはその期待に応えたいという思いで、データの改ざんをしてしまったのだろう」と分析している。

近年、日本の學(xué)術(shù)界では不正問(wèn)題が続出している。14年、理化學(xué)研究所の研究員だった小保方さんのSTAP細(xì)胞論文をめぐる不正問(wèn)題が日本に激震を走らせ、世界中の注目を集めた。それにより、「學(xué)術(shù)界のアイドル」といった存在で話(huà)題となった小保方さんは全てを失うことになり、早稲田大學(xué)の博士學(xué)位は取り消された。また、彼女の上司であり、STAP細(xì)胞に関する研究の指導(dǎo)を行っていた発生學(xué)者の笹井芳樹(shù)氏は自殺に追い込まれた。この事件を皮切りに、日本の學(xué)術(shù)界では不正問(wèn)題が続出し始めた。