北京地下鉄乗車券業(yè)務(wù)サービスの公式プラットフォームを運(yùn)営している如意行公司は26日、今年の上半期中に、北京地下鉄全線各駅の全ての改札口において、QRコードを利用した乗車が可能になる見込みであることを明らかにした。サービススタート後、北京地下鉄のスマホアプリ「易通行」に登録している北京の全ユーザーは、QRコードをスキャンするだけで改札を通過することが可能となる。この「QRコードによる改札通過」方式は、スマホがNFC対応機(jī)器である必要はなく、スマホであればどの機(jī)種も利用可能だという。
昨年8月20日、北京地下鉄乗車券業(yè)務(wù)サービスの公式プラットフォーム「易通行」がリリースされ、北京市政交通カード(公共交通カード)を攜帯しなくても事前にアプリで乗車券を購入することが可能となり、地下鉄駅內(nèi)の係員がいる窓口に並ぶ必要がなくなった。昨年12月23日までに、アプリ「易通行」のオンライン乗車券業(yè)務(wù)サービスは全面的に展開し、北京地下鉄全19路線の全駅において利用が可能となった?!敢淄ㄐ小沟清h者數(shù)は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ですでに180萬人近くとなっており、オンラインで購入される乗車券枚數(shù)は、1日あたり8萬枚以上という數(shù)値で安定している。このうち、すでにQRコードを利用した入場が可能な空港線4駅でのQRコードによる入場者は1日あたり延べ800人を突破した。
如意行公司の技術(shù)擔(dān)當(dāng)者は、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、地下鉄5號(hào)線と13號(hào)線のQRコード読み取り設(shè)備は全て設(shè)置を終えている。1號(hào)線と6號(hào)線、房山線、昌平線各線における設(shè)備改造工事は、デバッグ作業(yè)が急ピッチで進(jìn)められている」と説明した。
北京市軌道交通指揮センターの公式統(tǒng)計(jì)データによると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、北京地下鉄の1日あたり利用客數(shù)は延べ1千萬人、平日は延べ1100萬人をそれぞれ上回っている。このうち、片道乗車券を購入する乗客の割合は15%。QRコードによる改札入場サービスが実現(xiàn)すれば、乗降客が非常に多い重點(diǎn)駅でみられる乗車券購入のために乗客が長蛇の列を作り混雑する狀況が緩和されると期待されている。未登録の乗客は、地下鉄駅構(gòu)內(nèi)に入る前に、アプリストアで「易通行」をダウンロードし、実名で登録を完了することができる。駅に入り、改札口の読み取りデバイスにアプリの乗車QRコードをかざし、出札口でも再びかざせば、乗車代金が差し引かれる。このサービスは、昨年9月に空港線で試行がスタートしており、実際試したところ、QRコードによる入場は、わずか1秒で完了することができる。
このほか、QRコードによる地下鉄乗車は、北京市政府が市民に提供している累計(jì)優(yōu)遇政策の対象となる。毎月の累計(jì)乗車代金が100元(1元は約16.9円)を上回った場合は、超過額に対して2割引、150元以上の場合は超過額に対して5割引の特典を享受することができる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月27日
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