メディアが伝えたところによると、6月14日の夜に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大會(huì)をその目で見るために、世界中のサッカーファン約10萬人がロシアを訪れるという。中國のサッカーファンも大勢訪れる見込みで、観戦チケット購入枚數(shù)は國別で9位だ。ロシア入りした中國のファンは言葉が通じないのではないか、よく知らない場所で移動(dòng)や消費(fèi)に影響がないかと心配する必要はない。支付寶(アリペイ)はこのほど、W杯を観戦する中國人観光客向けにロシアの企業(yè)約4千社と提攜し、モスクワのツム百貨店やグム百貨店、サンクトペテルブルクのDLT百貨店といった有名デパートでアリペイのサービスが利用できるようになった。また「ロシアのセフォラ」(セフォラはフランスの化粧品セレクトショップ)と言われる大手化粧品チェーンのレトワール、現(xiàn)地大手スーパーチェーンのディクシー、ヴィクトリア、アズブカ?フクーサ、またモスクワのシェレメーチエヴォ國際空港の免稅店インペリアル?デューティフリーでもアリペイが使える?!竾H商報(bào)」が伝えた。
デパートでの買い物だけではない。中國の消費(fèi)者は地下鉄の乗車券を買う時(shí)にもアリペイが使える。ロシアのメディアMskagencyが伝えたところによると、昨年9月からモスクワ中央環(huán)狀線のルジニキ駅でアリペイによる乗車券の購入が可能になり、現(xiàn)在は同線の5つの駅(ルジニキ駅、イズマイロボ駅、デロヴォイ?ツェントル駅、ロコモティフ駅、プローシャジ?ガガーリナ駅)をカバーするという。モスクワ地下鉄公社のローマン?ラトポフ第一副社長は、「モスクワ中央環(huán)狀線は中國人観光客の間でさらに人気が高まるだろう」と期待を寄せる。同線は中國人乗客の乗車券購入がよりスムースになるよう、購入窓口に中國語の表示を掲げ、料金を支払う場所に専用のピンパッド端末を設(shè)置して、決済に必要なQRコードを作成?印刷できるようにした。中國人乗客はアリペイのアプリケーションで乗車券のQRコードを読み取り、決済が終われば、すぐに乗車券を手にすることができる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月14日
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