ピンクの帽子にピンクのTシャツ、ピンクの短パン、ピンクのふちの眼鏡、ピンクのブレスレット、雨の日はピンクの傘。365日ピンクだらけの生活を送っているこの男性は、浙江伝媒學(xué)院で日本語教師をしている日本人?竹內(nèi)尉晴さん(55)だ。銭江晩報が報じた。
竹內(nèi)さんのSNSを見ると、「スキー」という名前のネコを飼い、動物園によくパンダを見に行くなど、羨しがられるような生活を送っていることが分かる。竹內(nèi)さんはパンダが大好きで、パンダファンの間ではちょっとした有名人となっている。そして、杭州や溫州、安吉、成都、広州、大連などに足を運んでいる。竹內(nèi)さんが投稿しているパンダを撮影した畫像を見ると、後ろにじゃれ合っているかわいいパンダがおり、竹內(nèi)さんはその前で舌を出して、「がんばれ」と言わんばかりに左手で拳を作っており、とても可愛らしく寫っている。
筆者はこのほど、杭州市下沙にある喫茶店で竹內(nèi)さんと會った。竹內(nèi)さんは學(xué)生らと湖州下渚湖パンダ園から帰ってきたばかりだった。
中國各地の動物園の年間パスポートを買ってパンダ鑑賞
竹內(nèi)さんはピンクの財布から、南は広州長隆野生動物世界から、北は大連森林動物園まで、さらには常州の淹城野生動物園、無錫動物園、南京紅山森林動物園、上海野生動物園の年間パスポート6枚のほか、杭州の公園のカード1枚を取り出して見せてくれた。
竹內(nèi)さんはパンダを見るためならどんな苦労も惜しまない。パンダを見に行くときは普通、夜遅くの飛行機(jī)に乗るのではなく、列車に一晩乗ることが多い?!袱猡?日休みがあるとすれば、広州の長隆に行く。まず、夜遅くの飛行機(jī)に乗って澳門(マカオ)地區(qū)へ行き、澳門動物園でパンダを見た後に珠海へ行き、そして広州へ向かう」と竹內(nèi)さん。
「そのコースが大好き。これだと、動物園が開園する前に、朝ごはんとしてゆっくりと現(xiàn)地の軽食を食べてからパンダを見に行ける。朝早く行ったときは、飼育員がえさをあげており、活発に動いているパンダを見ることができる。パンダは朝動き回り、晝はダラダラしている」という。
「杭州動物園のパンダが大好き。中國の全てのパンダの寫真を撮りたい」
授業(yè)があるため、竹內(nèi)さんはいつでも遠(yuǎn)くにパンダを見に行けるわけではない。そのため、普段は杭州動物園によく行っている。竹內(nèi)さんは、「僕は杭州動物園が大好き。パンダの『成就』と『雙好』はとてもかわいい。パンダ館で寫真を撮るときに、パンダが寄ってくることもある。飼育員もとても親切で、僕と會話をしてくれることもある」と話す。
さらに、「パンダと寫真を撮るのが好きなのは、夢があるから。前は、中國の全てのパンダの寫真を撮りたいと思っていた。でも、パンダは急速に増えていて、そのペースに追いつかなくなっているので、それはちょっと難しそう」と語った。
名古屋出身の竹內(nèi)さんは1990年代、ツアー旅行で成都を訪れた。「當(dāng)時、他のツアー客は皆、杜甫草堂に行ったが、僕だけはパンダを見に行った。パンダを初めて見た時、とてもかわいいと思った」。
2000年、竹內(nèi)さんは吉林省でスキーのコーチをしながら、中國語を勉強(qiáng)していた。そして縁があって現(xiàn)地の大學(xué)で日本語を教えるようになった。
03年、竹內(nèi)さんは中國の花鳥畫を?qū)Wびたいと思って杭州にやって來た。そして、美術(shù)學(xué)院を卒業(yè)し、杭州の大學(xué)で日本語を教えるようになった。竹內(nèi)さんの18年にわたる中國での生活のうち、杭州での生活が11年を占めているという。
「杭州で友達(dá)がたくさんできた。いつでもパンダを見に行けるし、これからも杭州で暮らしたい」と竹內(nèi)さん。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月15日
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