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ケンタッキーがキンドルと組んでコーヒーインショップ展開

人民網(wǎng)日本語版 2018年07月03日16:58

ケンタッキーフライドチキンの北京事業(yè)部門はこのほど、EC大手アマゾンの電子書籍サービス?キンドルの中國法人と業(yè)界の枠を超えて提攜し、ケンタッキーの北京の王府井建華店と蘇州橋店にコーヒーをテーマにしたインショップをオープンしたと発表した。ケンタッキーのコーヒーブランド「Kコーヒー」が他ブランドとコラボレーションするのは今回が初めてで、ケンタッキーは年內(nèi)にその場で豆を挽くコーヒー商品のバージョンアップを行うとしている。多くの業(yè)界関係者が、今回の動きはケンタッキーがコーヒー市場進出をはかるための新たな試みとの見方を示す。「北京商報」が伝えた。

上記2店のインストアは、「読?味珈琲館」と呼ばれ、コーヒーとフードに読書を加えたソーシャル場面を構築し、消費者のニーズの多様化に応えることを目指す。両店で挽き立てのコーヒーを買うと、キンドルのギフトカードをもらえる。ケンタッキーによると、今回キンドルとコラボして打ち出すテーマ店は、都市部の若い世代が忙しい仕事の合間に、Kコーヒーブランドとキンドルを通じてコーヒーと読書を融合させ、都市のスローライフを楽しむようになることを目指すという。

業(yè)界関係者は、「ケンタッキーが今回Kコーヒーと他ブランドのコラボを選択したのは、これからコーヒー市場に力を入れるとのシグナルでもある。ケンタッキーは米ヤム?ブランズの中國法人の中心的ブランドで、ここ2年ほどは店舗と商品のバージョンアップを模索し続けてきた。今回打ち出した挽き立てコーヒー商品のバージョンアップの主な狙いは、ケンタッキーの店のソーシャル機能をより充実させ、ケンタッキーブランドをファーストフードから徐々にカジュアルレストランに近づけることにある。これはケンタッキーの店舗バージョンアップの主な方向性でもある」との見方を示した。

実際、ケンタッキーはコーヒー商品を絶えず強化し、カップに工夫を凝らしただけでなく、挽き立て商品のマシンの反復スピードを絶えず加速させ、最近はスパークリングコーヒーも打ち出した。こうした取り組みはケンタッキーのインショップをよりどころにコーヒー市場を模索するという新たな試みであり、利用者の滯在時間を延ばし、客単価を上げることを目指すという。インショップによる市場の模索は、ケンタッキーがコーヒー市場の消費データを集めるのにも役立つ。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月3日

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