シンガポールでのASEAN関連外相會(huì)議への出席を終えた王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)(外相)は4日、國(guó)內(nèi)外プレス向けブリーフィングを行った。外交部(外務(wù)省)ウェブサイトが伝えた。
王部長(zhǎng)は「東アジアサミット(EAS)外相會(huì)議では、現(xiàn)在われわれの地域に積極的な進(jìn)展があると同時(shí)に、消極的な動(dòng)きもあるとの認(rèn)識(shí)を皆が共有した。積極的進(jìn)展は主に2つある。第1に、朝鮮半島核問題が対話と協(xié)議による解決の道に改めて戻り、米朝雙方を含む各國(guó)が朝鮮半島の非核化実現(xiàn)と平和體制構(gòu)築について重要な合意に達(dá)した。これはまさに中國(guó)側(cè)が長(zhǎng)年主張してきたことであり、堅(jiān)持し続けてきた基本的方向性でもある。中國(guó)側(cè)はこの積極的趨勢(shì)を歓迎する。第2に、中國(guó)とASEAN10カ國(guó)の共同の努力で、南中國(guó)海情勢(shì)が一段と安定へと向かっている。われわれはDOCの各規(guī)定を全面的かつ有効に実行に移し、海洋実務(wù)協(xié)力を繰り広げているだけでなく、高官連絡(luò)ホットラインを設(shè)けるとともに、海上衝突回避規(guī)範(fàn)(CUES)の実施を始めた。これらはいずれも南中國(guó)海情勢(shì)の安定化にとってプラスのニュースだ。さらに重要なことに、中國(guó)とASEANはすでにCOC協(xié)議のたたき臺(tái)となる文書を1本化して取りまとめた。つまり、外部からの妨害がなければ、COC協(xié)議は急行車線に入るということだ。各國(guó)はこの2つの積極的動(dòng)きを十分に評(píng)価している」と指摘。
「一方で、われわれの地域には消極的動(dòng)きもある。これは主に2つある。第1に、一國(guó)主義と保護(hù)主義が臺(tái)頭し続け、自由貿(mào)易體制が深刻な打撃を受け、各國(guó)の発展の展望と人々の幸福が脅かされている。われわれにとってこれは、協(xié)力して対処しなければならない重大な問題だ。第2に、一部の域外國(guó)、主に米國(guó)が、大規(guī)模な戦略兵器をこの地域に頻繁に持ち込み、特に南中國(guó)海地域で武力を誇示して、中國(guó)を含む域內(nèi)國(guó)の安全にとって威嚇と圧力、地域の軍事化の最大の推進(jìn)要因となっている。高まり続ける軍事的威嚇と圧力を前に、中國(guó)は當(dāng)然國(guó)際法の賦與する自己保存権と自衛(wèi)権を行使する必要がある。もし防御的措置に『軍事化』のレッテルを貼るのなら、典型的な『白を黒という』だ」と述べた。
また「地域の主役はわれわれ域內(nèi)各國(guó)であり、こうした國(guó)々にこそ、情勢(shì)を判斷して地域協(xié)力を推し進(jìn)める最大の発言権がある。域外國(guó)が中國(guó)とASEAN諸國(guó)の積極的な努力を理解し、支持することを望む」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月6日
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