國際連合貿(mào)易開発會(huì)議（UNCTAD）は26日に発表した報(bào)告書の中で、「2008年の金融危機(jī)が発生してから10年後の今、世界経済は引き続き危険な狀態(tài)にあり、最近は関稅障壁がますますエスカレートして國際貿(mào)易システムを混亂に陥れている」との見方を示した。新華社が伝えた。

同報(bào)告は、「グローバル経済は2017年初め頃から回復(fù)に転じたが、成長(zhǎng)はまだ不安定で、多くの國で経済の潛在力が十分に発揮されているとはいえない。グローバル経済のこのような混亂は18年も続くだろう」と予想した。

UNCTADのムキサ?キトゥイ事務(wù)局長(zhǎng)は、「グローバル経済が目下受けている最も直接的な圧力は絶えずエスカレートする貿(mào)易障壁およびグローバル資金流動(dòng)の不確定性からきているが、こうした脅威の背後にあるより大きな挑戦は金融危機(jī)後に出現(xiàn)した経済の不平等問題、不均衡問題がいまだに解決されていないことだ」と述べた。

UNCTADは、「関稅障壁問題の悪化が市場(chǎng)の不確定性を増大させ、投資を縮小?減少させ、ひいては中期的なグローバル経済の発展に破壊的な影響を與える可能性がある。これと同時(shí)に、関稅政策の調(diào)整も企業(yè)の収益力に影響し、ひいては世界の所得分配や市場(chǎng)ニーズに対し甚大な影響を與える可能性がある」と警告を発した。

同報(bào)告は、「各國の政策を調(diào)整し、追加関稅以外の方法によって、悪化を続ける所得分配の問題や雇用の問題に転換點(diǎn)をもたらさなければならない」と提言した。

キトゥイ事務(wù)局長(zhǎng)は、「現(xiàn)在の世界は互いに依存し合っており、多國間メカニズムの運(yùn)営を保証するために出口を見つけるよう努力しなくてはならない」とも強(qiáng)調(diào)した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月28日