小米（シャオミ）は24日、スマートフォンの新機種「小米Play」を発売した。小米初の「水滴型」ディスプレーを採用した機種であり、世界初のデータ通信量がセットになった機種でもある。小米の雷軍最高経営責(zé)任者（CEO）はこの日、同機種1005臺を用いて「世界最大の攜帯電話によるモザイク畫」のギネス記録に挑戦し、成功を収めた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同機種は1080個のドットが並んだディスプレー、1.25μmピクセルのフロントカメラ、CPUとGPUのダブルターボ技術(shù)を採用し、毎月10GBの高速インターネット通信を使えるSIMカードがバンドルされ、通信量に上限を設(shè)けない。メインメモリが4GBで內(nèi)部ストレージが64GBのモデルは価格1099元（1元は約16.1円）。

工業(yè)?情報化部（?。─韦蓼趣幛孔钚陇违签`タによると、現(xiàn)在、中國の攜帯電話によるインターネット利用者は12億6千萬人に達し、一人一日あたり平均ネット利用時間は約5時間、一人一月あたり平均モバイルデータ通信利用量は5.79GBになる。小米の共同創(chuàng)業(yè)者である林斌社長は新機種発表會で、「小米の攜帯は8年の歩みの中で、常にユーザーに最良の攜帯電話體験を提供したいと考えており、ユーザーの通信量に対する『不安』を解消するために、全業(yè)界の中で初めて『攜帯を買うと、通信量をプレゼントする』新機種の小米Playを打ち出すことにした」と述べた。

消費者は、「小米Playはかつて一世を風(fēng)靡した『通話量を購入すると端末をプレゼント』に似ている。これは數(shù)ヶ月分の通話量をチャージして、毎月、最低通話料以上の利用があると保証すれば、端末がプレゼントされるというものだった。小米Playの『通信量を購入して端末をプレゼント』は1年分の通信量を買って攜帯電話をタダで手に入れることと同じだ」と話す。

現(xiàn)在、3大キャリアの主力商品である通信量10GBパックの料金は、一月あたり80?150元、年間で960?1800元。3大キャリアが推す大容量パックの料金を平均すると年間で約1024元になる。つまり小米Playを購入すると、1024元分、毎月10GBで年間の上限なしの高速通信量が1099元で手に入り、1千元以上の価値があるスマホも1臺手に入るということになる。

業(yè)界関係者は、「小米は攜帯電話産業(yè)の中で唯一、仮想移動體通信事業(yè)者（MVNO）の営業(yè)許可証をもっているブランドで、米粉カードなど一連の通信量商品を打ち出している。これは小米が端末からプロバイダーまでさまざまな観點から市場を理解でき、消費者のニーズに合致した新商品を開拓できるということを意味する」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月27日