小米は9日に香港証券取引所で新規(guī)株式公開(IPO)を行い、初日には取引価格が公開価格を下回ったが、10日は上昇機(jī)運(yùn)に転じた。11日の取引では一時(shí)19.8香港ドル(1香港ドルは約14.3円)の高値をつけ、時(shí)価総額は564億4600萬ドル(1ドルは約112.3円)に達(dá)し、京東を抜いて中國(guó)のインターネット企業(yè)の中で「BAT」(百度<バイドゥ>、阿里巴巴<アリババ>、騰訊<テンセント>)に次ぐ4位に躍り出た。だがその後は株価が少し下落し、この日は終値19香港ドルで取引を終えた。「北京日?qǐng)?bào)」が伝えた。
小米の上場(chǎng)初日9日の始値は16.6香港ドルで、発行価格の17香港ドルを2.35%下回った。雷軍會(huì)長(zhǎng)兼最高経営責(zé)任者(CEO)はこの日の不調(diào)について、「資本市場(chǎng)が全體として不調(diào)だ。低い価格でスタートするのは必ずしも悪いことではない。長(zhǎng)期的な価格こそがより重要だ」と述べた。
業(yè)界のアナリストは、「現(xiàn)在の上昇傾向は小米が(主要銘柄で構(gòu)成される)ハンセン指數(shù)に採(cǎi)用される予定であることと一定の関連がある。ハンセン指數(shù)の公告によると、小米はハンセン総合指數(shù)の即時(shí)採(cǎi)用ルールの要求を満たしており、2018年7月20日の株式市場(chǎng)終了後に採(cǎi)用され、新銘柄は同23日から発効する」と説明した。
小米が上場(chǎng)プロセスを開始して以來、株式の評(píng)価をめぐる議論ではいつも小米は結(jié)局インターネット企業(yè)なのか、ハードウェア企業(yè)なのかが焦點(diǎn)だった。資本市場(chǎng)での數(shù)十年にわたる経験から明らかなように、ハードウェア企業(yè)の評(píng)価はネット企業(yè)を遙かに下回る。雷CEOは、「多くの人が小米を理解していない。小米にはたくさんの革新(イノベーション)があり、私たちはハードウェア企業(yè)でもあり、EC企業(yè)でもあり、ネット企業(yè)でもある」と述べた。
オーストラリアのマッコーリー銀行はこのほど発表した研究報(bào)告書の中で、「小米の競(jìng)爭(zhēng)力とビジネスモデルを高く評(píng)価する。他の攜帯設(shè)備メーカーに比べて、小米はインターネットやECに近く、(上場(chǎng)の)目標(biāo)価格は30香港ドルで、『アウトパフォーム』を目指している」との見方を示した。その一方で、「小米は複數(shù)の事業(yè)に進(jìn)出したが、どの分野でも『城を守るお堀』が構(gòu)築されておらず、これが小米の生態(tài)配置が役割を発揮するのを制限する要因の一つになるとみられる」といった聲も聞こえる。現(xiàn)在、小米のネットサービスは主に3つの分野に集中し、攜帯電話のアプリケーションとスマートテレビのフローの現(xiàn)金化を中心とした広告収入、運(yùn)営ラインのゲーム業(yè)務(wù)で得られる?yún)б妞畏峙浣穑ē欹佶衰濠`シェア)、有料コンテンツやオンラインライブ配信やネットバンキングでの収入などを得ている。だが過去3年間、こうしたネットサービスの収入が小米の収入全體に占める割合は10%に屆いていない。
長(zhǎng)沙銀行の鍾偉チーフエコノミストは、「従來の評(píng)価方法は小米については無効だ。従來の方法で追求されるのは確定性だからだ。小米に最もよく似た企業(yè)はアマゾンで、両社には確定的な境界というものが存在せず、常に極めて創(chuàng)造性に富んだデジタル空間の中にいる。よって今、小米に対して結(jié)論を下すのは早すぎるといえる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月12日
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