エジプト?カイロの大きなデパートやスーパーに行ってみると、中國ブランドの攜帯電話をいろいろな場所で見かける。華為(ファーウェイ)、聯(lián)想(レノボ)、伝音(トランシオン)の製品は現地で人気が高いという。エジプト紙の報道によれば、2018年5月には、華為の攜帯電話のエジプト市場シェアが4月の13.9%から14.8%に上昇し、2位になった。聯(lián)想は4位、伝音は5位、OPPOは6位だったという。別のエジプト紙「アルアクバル」によると、中國製攜帯電話のエジプト市場シェアがさらに上昇し、中國攜帯ブランドはエジプトでますます人気者だという。人民日報が伝えた。
エジプトのショッピングセンターにある攜帯ショップの店員のヤサさんは、「エジプトの消費者は中國の攜帯電話が大好き。コストパフォーマンスが高いし、エジプトの消費水準にぴったり合っているから。中國の攜帯ブランドは一般的に言ってハードウェアの構成がよく、モデルが今風で、機能も充実している」と話す。
エジプトのショッピングセンターなどにある華為の直営店を取材したところ、「Mate10 lite」、「P20 lite」、「Y7 Prime」が最も人気のあるモデルで、価格は3千~6千エジプトポンド(約1200~2400元。1エジプトポンドは約6.2円、1元は約16.7円)だった。店內では、展示臺を大勢の來店者が取り囲み、気に入ったモデルをいろいろ試していた。店員に細かく質問する人もいて、店側は応対に追われていた。
同店に來ていたトーヤさんは、「友人から、品質が高くてバッテリーの持ち時間やカメラや畫面が素晴らしいからと、華為の攜帯をすすめられた。今、『P20 Pro』のカメラを試してみると、デジタルカメラにひけをとらないし、自撮りもきれいに撮れた」と話す。同じく來店者のハリドさんは、「より高い品質、より低い価格、よりよいサービスが、華為の攜帯を選んだ理由だ。身近で中國製攜帯を使っている友人がどんどん増えている。中國製攜帯はエジプトのサラリーマン層の手の屆くところにある」と話す。
米調査會社ニールセン?カンパニーのエジプト法人のタミーラ社長は、「中國の攜帯ブランドは高級製品、中級製品、低級製品によって市場を細分化することに力を注ぎ、価格が合理的な上、卸売?小売ルートにも大量の投資を行い、エジプト市場シェアがどんどん上昇している。エジプトの消費者に合わせた設計や細かなポイントが、製品の使用體験をより向上させている」と説明する。
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