年明け早々、朝米両國は互いに善意を示したことで、昨年6月の歴史的な朝米首脳會談の後、膠著狀態(tài)に陥っていた朝米対話に再び國際社會の注目が集まっている。金英哲?朝鮮労働黨中央委員會副委員長の訪米に続き、第2回朝米首脳會談の開催成功に向けた一連の準備作業(yè)が引き続き進められている。韓國メディアは2月末に開催されるとみられている朝米首脳會談について、朝鮮半島の非核化実現を推進する重大な出來事になる見込みがあるとの認識で一致している。法制日報が伝えた。
韓國政府は第2回朝米首脳會談について、予定通り順調に開催され、具體的成果を得ることを期待したうえで、韓朝間の対話?交流の一層の拡大にもプラスに作用するとの展望を抱いている。
しかし韓國メディアが第2回朝米首脳會談に対し一様に積極的な期待を寄せている一方で、過度に楽観視するのは時期尚早との見方もある。
そうした見方によると、すでに正式に再開が発表された朝米対話だが、まだ長い道のりを歩む必要がある。朝米対話の成否は依然として、「非核化措置」と「相応の措置」をめぐり朝米が合意できるか否かにかかっている。朝鮮側は最高指導者?金正恩氏が新年の辭で「これ以上、核兵器の製造?実験?拡散をしない」と明言したものの、核施設の恒久的廃棄については、米側の「相応の措置」を前提條件としてもいる。様々なルートの情報から見ても、米側は朝鮮側が経済的困難を克服するために提示した要求に応じる考えを依然見せていない。すなわち、朝鮮が完全かつ検証可能な非核化を実現するまで対朝圧力?制裁を堅持するつもりだ。そのため今後も朝米は交渉過程で制裁問題をめぐり駆引きを続けると見られる。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年1月28日
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