中國全土で気溫が上がるにつれ、花見旅行などに出かける人が増え、旅行市場が盛り上がりを見せている。春節(jié)(舊正月、今年は2月5日)の時(shí)期と比べると、3月から4月にかけての旅行商品は30%から50%安くなっており、さらに安い商品もある。攜程を初めてとするオンライン旅行會(huì)社(OTA)が公表している統(tǒng)計(jì)によると、 3月の第一週と、第二週において、武漢や■源(■は矛へんに夂の下に女)、無錫などの人気花見スポットがある都市の観光客數(shù)が倍増している。また、例年と比べると、今年は高速鉄道で旅行に行く人の數(shù)が明らかに増えている。その他、オフシーズンに少しでも客を呼び込もうと、各旅行社が次々にお得な商品を打ち出している。 北京商報(bào)が伝えた。
複數(shù)の旅行サイトを調(diào)べてみると、春節(jié)以降、旅行商品の価格は全體的に下がっている。例えば、攜程網(wǎng)を見ると、3月から4月にかけての日本への花見旅行は3700元から4000元(1元は約16.6円)で、春節(jié)の時(shí)期と比べると、約半額となっている。その他、途牛旅游網(wǎng)の統(tǒng)計(jì)を見ると、中國國內(nèi)旅行のうち、海南省や雲(yún)南省に行く旅行商品を大幅に値下げしており、全體的に約半額となっている。
旅行料金が安く、気溫も暖かくなっているため、多くの人がピクニックや花見に出かけている。驢媽媽のスタッフは取材に対して、サクラやチューリップを見に行く旅行の予約數(shù)が前年同期比で5割増となっていると説明した。例えば、日本の東京、富士山、京都、大阪などを5泊6日で訪問するパッケージツアーで、富士芝桜まつりや山中湖花の都公園チューリップまつりに行くというのが人気となっている。
攜程網(wǎng)の中國國內(nèi)旅行の統(tǒng)計(jì)を見ると、2月下旬以降、■源のホテルの予約數(shù)は前月比約26倍増となっており、多くのホテルが3月末まで予約でいっぱいになっている。林芝(ニンティ)のホテルも前月比で20倍以上となり、羅平、無錫のホテルの予約數(shù)も500%以上増となっている。統(tǒng)計(jì)によると、花見旅行に出かける人の多くは三ツ星以下のホテルを選択している。例えば、羅平に旅行する人のうち、三ツ星以下のホテルを選んでいる人の割合は80%以上となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月20日