金城の「我的人間四月天(私にとっての四月の空)」
浸透?參考から産業(yè)協(xié)力へ、そして文化的共感へと向かう中日アニメ?漫畫交流
金城氏は取材に対し、「中日両國の古い世代の蕓術家たちの緊密な交流を経て、日本のアニメ?漫畫産業(yè)は今や國民経済の支柱産業(yè)の一つとなっており、成熟した全産業(yè)チェーンと市場開発を形成している。一方で中國のアニメ?漫畫は膨大な規(guī)模の観客と市場を抱えており、次第にクリエイターや製作チームも育ち始めている」とした。
金城氏は中日アニメ?漫畫文化の百年の交流を大きく3段階に分けている。第1段階は改革開放前で、中日アニメ?漫畫は常に互いの中に影響を見出せるような緊密な関係であり続け、こうした相互浸透と協(xié)力もまた途切れなく続いた。改革開放後、「鉄腕アトム」などの日本のアニメ?漫畫作品の輸入配給や中日合作アニメを通じて、雙方は協(xié)力の新たな段階に入った。この段階における主な特徴は版権の導入を始めとする産業(yè)協(xié)力だった?,F在では、中日両國のアニメ?漫畫協(xié)力はすでに文化面での協(xié)力というレベルにまで達している。例えば、昨年、中日合作アニメ映畫「肆式青春(詩季織々)」の中で、壁紙のように美しく描かれた広州の景色が登場し、ネットユーザーからは「新海誠風の広州を見た」というコメントが寄せられた。この映畫は北京と上海、広州の三都市を舞臺にしている。なかでも広州編の竹內良貴監(jiān)督は新海誠監(jiān)督御用達のCGの巨匠であり、彼はわざわざ作品の舞臺である広州までやって來てロケハンを行い、「肆式青春」広州編を作り上げた。金城氏はこれを中日両國の文化が互いに認め合い、互いにすばらしいと評価していることを表す一つの例だとした。そして金城氏は、「私が創(chuàng)設したJCアニメ?漫畫館にも、手塚治蟲専門エリアやスタジオジブリ専門エリアなどがあり、日本の有名な作家の作品がたくさん展示されている。これも日本のアニメ?漫畫文化を認めている一種の証といえるだろう」とした。
金城氏は、今回の中國アニメ?漫畫作品展で日本の観客の心の中に芽生えを待つ種を植え、中國の伝統(tǒng)文化の魅力を感じてもらいたいと願っているとし、「これは単なる1回のコミュニケーションに過ぎず、今後中日アニメ?漫畫の協(xié)力の可能性はますます大きくなることを信じている。また中國のアニメ?漫畫作品が日本に進出し、主流の文化製品になり、日本人のショルダーバッグやコップ、ノートにも中國のアニメ?漫畫作品のキャラクターを目にするようになることを望んでいる」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年6月12日