ドキュメンタリー番組「我在故宮修文物(故宮で文物を修復(fù)する私)」が大ヒットしてからというもの、故宮の文化財(cái)修復(fù)職員は瞬く間に「ネット上の人気職業(yè)」となった。故宮博物院故宮學(xué)院の単霽翔院長(zhǎng)は10日、北京でテーマ講演を行った。同院長(zhǎng)は、講演の中で、「故宮の文化財(cái)修復(fù)職員募集に応募する若者が、この4年間で急増しており、今年は88人の新人職員募集に対して、4萬(wàn)人あまりが応募した」と紹介した。
単院長(zhǎng)によると、ネットワーク時(shí)代の絶え間ない発展にともない、故宮自身も5G時(shí)代を迎えることになり、故宮と華為(ファーウェイ)は、「5G故宮」を共同で建設(shè)する目的で、すでに戦略協(xié)力協(xié)議を締結(jié)したという。
「5G故宮」は、次の2項(xiàng)目を目標(biāo)として掲げている。
1.あらゆる可動(dòng)文化財(cái)と非可動(dòng)文化財(cái)に対する?yún)棨筏けO(jiān)視コントロールを?qū)g施。
2.來(lái)場(chǎng)者に対するサービスとして、數(shù)ヶ月以內(nèi)に、故宮を訪れた來(lái)場(chǎng)者は、攜帯端末を開(kāi)けば、その日の展示物や展示內(nèi)容に関する情報(bào)をすぐ得ることができるようにする。
また、単院長(zhǎng)は、「1月から3月は、故宮のオフシーズンだが、1日あたりの來(lái)場(chǎng)者數(shù)は延べ8萬(wàn)人を上回り、かつ、その50%以上が30歳以上の若者だった。私は、このような情勢(shì)は、博物館としてあるべき姿だと思っている」との見(jiàn)方を示した。