今年第1-3四半期、中國のGDP成長率は期を追って鈍化し、経済の下方圧力がさらに顕在化したが、経済発展の質(zhì)と効果は引き続き安定的に上昇した。
産業(yè)構(gòu)造をみると、第1-3四半期の第1-3次産業(yè)の付加価値額がGDPに占める割合は、第1次産業(yè)が6.2%、第2次産業(yè)が39.8%、第3次産業(yè)が54.0%だった。前年同期と比較すると、第1次産業(yè)はほぼ同じ割合を保ち、第3次産業(yè)は0.6ポイント上昇した。第1-3次産業(yè)の経済成長への寄與度は、第1次産業(yè)が3.2%、第2次産業(yè)が36.3%、第3次産業(yè)が60.6%となり、サービス産業(yè)の「安定化裝置」としての役割がますます確固としたものになった。
需要の構(gòu)造をみると、第1-3四半期には、最終消費支出の経済成長への寄與度は60.5%で、経済成長率を3.8ポイント引き上げ、経済成長の重要な原動力となった。第1-3四半期には、個人消費支出がサービス消費に占める割合が50.6%になり、同0.7ポイント上昇し、消費構(gòu)造が最適化と高度化を続けた。全國の固定資産投資(農(nóng)家を含まない)は同5.4%増加し、このうち第3次産業(yè)への投資は同7.2%増加した。ハイテク製造業(yè)への投資は同12.6%増加し、増加率はすべての投資を7.2ポイント上回った。ハイテクサービス産業(yè)への投資は同13.8%増加し、増加率はすべての投資を8.4ポイント上回った。
連チーフエコノミストは、「データから考えて、経済成長の重心が次第に第3次産業(yè)へ移り、投資構(gòu)造が最適化を続けたことが、経済成長の質(zhì)の向上にプラスになるといえる」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月21日