パンダが南方地方から北方地方に連れられて來た場合、その環(huán)境や気候の違いから、戸惑ったり、はしゃぎまわったりする姿をしばしば目にすることができる。このほどそんなパンダのはしゃぐ一幕が遼寧省の瀋陽森林動物園でも見られた。遼瀋晩報が伝えた。
今月14日、遼寧省では今シーズン初の雪が降り、瀋陽森林動物園も一面の銀世界となった。そして四川省からやって來たパンダたちがそんな大雪を見るのはこれが初めて。飼育員らがパンダを外に出すと、思わず何が起こったのかわからない表情を見せたが、しばらくするとはしゃぎまわり、午前中いっぱい雪遊びを楽しんだのだという。
數(shù)日前、黒竜江省尚志亜布力パンダ館でも今シーズン初の雪が降り、パンダらが大興奮。外に出て転げまわり、大はしゃぎした。
中國南方からやって來たパンダたちはいずれも北方の大雪を目にするや、たちまちテンションが一気に上がり、我を忘れてはしゃぎ、転げまわってしまうようだ。
パンダがはしゃぐ様子を見た南方に住む人々は、そのかわいさに癒されると同時に、きっと初めて雪を見た時の自分の姿と重ね合わせていることだろう。
パンダは冬に屋外で活動しても寒くない?
瀋陽森林動物園の関係責(zé)任者によると、パンダは元々、暑がりで、寒い環(huán)境を好み、零下10‐22度くらいまでなら、問題なく過ごすことができる。冬になると、午前10時から正午12時までが、パンダが最も活発に動き回る時間で、その他の時間は、食べては寢て、起きては食べを繰り返すことになるという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月20日