現(xiàn)在、中國だけでなく世界からの関心も集めている新型コロナウイルス感染による肺炎。中國全土ではその感染拡大防止の措置が次々と実施されている。ここではそんな新型コロナウイルスに関する9つの真相を紹介していこう。人民日報が伝えた。
(1)治癒率はA型インフルと鳥インフルより高い
統(tǒng)計によると、新型コロナウイルス感染による肺炎の重癥(重體)率は感染者の約10%で、全體的な割合は高くない。治療成功率はA型インフルエンザと鳥インフルエンザよりはるかに高い。
(2)ウイルス変異を示す証拠は現(xiàn)在のところない
治癒した患者の體內には一定の抗體ができ、ウイルスが変異しない限り、抗體を持つ期間に再度感染する可能性は非常に小さい。しかし現(xiàn)在のところウイルス変異を示す証拠はない。
(3)治癒しても予防は必要
一般的な法則では、ウイルス感染後は體內に抗體ができるが、抗體の持続時間は長くはなく、依然として一定の再感染リスクがある。治癒した人も予防を続ける必要がある。
(4)感染確認後も妊娠を継続できるかは個別に分析が必要
現(xiàn)在ウイルスの母子感染は実証されていないが、妊娠早期に高熱が続くと胎児に害が及ぶため、患者の狀況も合わせて妊娠を継続できるかを検討するべき。
(5)消化器から感染するリスクもある
一部感染者の初期癥狀は下痢だけで、彼らの便からすでにウイルス核酸が発見されている。新型コロナウイルスが糞口経路で感染するかどうかについては、厳重に警戒する必要がある。
(6)後遺癥が殘る可能性があるのはごく少數(shù)の重癥者のみ
一般的に、ほとんどの重癥患者の肺繊維化は修復が可能だが、極めて重癥になった場合は後遺癥が殘る可能性がある。
(7)死亡者は主に高齢者に集中
中國全土の患者7千人を分析した結果、30歳以下の患者はほぼ死亡しておらず、40-59歳の患者の死亡率は0.2%だった。死者は主に高齢者に集中している。
(8)ペットを介した感染を示す証拠はない
現(xiàn)在、貓や犬などのペットを介して新型コロナウイルスに感染したことを示す証拠はない。しかし衛(wèi)生面を考えると、ペットに觸った後は石鹸と水で手を洗ったほうがよい。
(9)抗生物質では新型コロナウイルス感染を治療できない
一般的な抗生物質は細菌にのみ有効で、ウイルスには効果がない。新型コロナウイルスはウイルスなので、抗生物質による予防や治療は効果がない。
データソース:世界保健機関(WHO)、國家衛(wèi)生健康委員會専門家グループ、中國疾病予防管理センター
(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月4日