武漢の人々がしばらく遠ざかっていた夜の屋臺が復活し、ザリガニや焼肉が先頭に立って勢いを取り戻しつつある。3月30日、食品デリバリープラットフォームの美団外売が明らかにしたところでは、過去1週間近くに、武漢市ではデリバリー注文が3倍以上増加し、そのうち60%は夜間に発生し、飲食類の注文は前月同期に比べて50%以上増加したという?!搁L江日報」が伝えた。
デリバリーは都市の復興のバロメーターだ。美団外売洲頭ステーションの王■(目へんに分)ステーション長は、「2月の頃は、人々がデリバリーで注文するのはマスク、薬品、またはスーパーの注文と決まっていた。3月下旬に入ると、デリバリーで選ぶ商品にはっきりした変化がみられるようになった。多くのレストランが営業(yè)を再開し、今市民がデリバリーで注文するのは食べ物が中心だ。朝ご飯に熱乾麺、晝ご飯にいろいろな現(xiàn)地の軽食、午後にはミルクティやハンバーガーが多い。熱乾麺を売る店の中にはこの1週間で売り上げが10倍近く増えたところもある」と話した。
武漢で急速に増加する食品のデリバリーニーズの中でも、最も目を引くのはザリガニだ。美団のデータでは、この1週間近くの武漢の食品デリバリー注文量の増加率上位5位には、ザリガニ、熱乾麺、焼肉、火鍋、ミルクティが並んだ。うちザリガニの人気店のデリバリー注文は11倍も増加し、2位の熱乾麺は8倍に迫った。
▼▼(青へんに見)蒸蝦や肥肥蝦荘などの人気ロザリガニ店は最近相次いでデリバリーを通じて営業(yè)を再開した。肥肥蝦荘の関係責任者は、「すでに傘下の8店舗を再開し、好調(diào)な店は毎日1千件以上注文がある。昨年のこの時期は60件くらいしかなかった。SNSで『楽しみはいつもザリガニが與えてくれた!』とメッセージを寄せてくれたお客様もいる」と話した。
営業(yè)再開からわずか數(shù)日で注文量の急激な増加を迎えた▼▼蒸蝦の責任者の袁さんも次のように述べた?!竼訕I(yè)が再開していない時、毎日お客様から、いつになったらザリガニを食べられるのかと電話をいただいた。営業(yè)が再開した今、客単価が1千元(約1萬5千円)に達するデリバリー注文が次々入ってくる」。
新型コロナウイルスによる肺炎の流行中にも、武漢市の人々がすっかり元気をなくしていたわけではない。美団の配達員の何文文さんは注文を?qū)盲堡毪郡?、ずっと深夜に走り回っていたという。何さんは、「感染癥が最も深刻な時も、大勢の武漢市民が夜食のデリバリーを頼んでいた。焼肉は必需品で、おかゆとか野菜炒めなどを一緒に頼むこともあった。食べる客さえいれば、多くのレストランは深夜1-2時まで営業(yè)を続けていた。この1週間近くはザリガニを代表とする様々な夜の屋臺が増え、屋臺の多くは深夜営業(yè)から朝まで営業(yè)へと徐々に営業(yè)時間を延ばし、深夜の街並みも以前のような活気を取り戻しつつある。前のような元気いっぱいの武漢がもうすぐ戻ってくると感じる」と話した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月2日