米飲料?食品大手ペプシコの中國(guó)現(xiàn)地法人?百事食品(中國(guó))有限公司が6月21日、北京にある同社工場(chǎng)において新型コロナウイルス感染者が確認(rèn)されたことを明らかにすると、世間から高い関心を集めた。同社は21日夜に公告を発表し、「8人の感染者が確認(rèn)された工場(chǎng)では、筒形パッケージのレイズポテトチップスを小ロットで生産している」と説明した。それではレイズポテトチップスを食べても大丈夫なのか?食品を経由してウイルスに感染する可能性はないのか?中國(guó)疾病予防管理センターの馮子健副主任は22日、これらの問(wèn)題に関して、次のとおり取材に答えた。中央テレビ(CCTV)ニュースが報(bào)じた。
問(wèn):ポテトチップスを食べても大丈夫なのか?食品を経由してウイルスに感染する可能性はないのか?
答:ポテトチップス生産工場(chǎng)で働く従業(yè)員が新型コロナウイルスに感染していることが確認(rèn)されたが、その感染者を通じて食品が汚染されたという事実は確認(rèn)されていない。食べた食品によって感染したという事例は現(xiàn)在まで報(bào)告されておらず、食品の安全性について過(guò)剰に心配する必要はない。
また室溫條件下では、ポテトチップスのような乾燥した食品に付著したウイルスが生き延びる時(shí)間は極めて短い。たとえ汚染されたとしても、ウイルスはたちまち不活性化する。
問(wèn):北京新発地卸売市場(chǎng)の各所でウイルスが検出されたことは、何を意味するのか?
答:新発地市場(chǎng)総合取引所內(nèi)の複數(shù)の場(chǎng)所でウイルスが検出されたことは、特定の環(huán)境下でウイルスによるかなり深刻な汚染が発生したという事実を示している。現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、調(diào)査結(jié)果から導(dǎo)かれた初歩的な判斷によると、人が汚染された物體の表面を觸ったことで、ウイルスがその人の手に付著し、その後、口?眼?鼻の粘膜に接觸し、感染した可能性があるとみられている。このような感染形態(tài)は、疫學(xué)の用語(yǔ)で「媒介物感染」と呼ばれている。
しかしこれらは最終的な結(jié)論ではない?,F(xiàn)在、関連當(dāng)局が調(diào)査を展開し、研究し、討論を繰り返しており、より多くの、さらに掘り下げた調(diào)査を通じて、この推論を?qū)g証あるいは反証する必要がある。
問(wèn):肉製品加工企業(yè)での感染率が高い理由は?
最近、米國(guó)やドイツの肉製品加工工場(chǎng)で新型コロナウイルス感染確認(rèn)例が続出しているが、肉製品加工企業(yè)での感染率が高いのはなぜか?
答:どんな場(chǎng)所であれ、人々が密集する場(chǎng)所には、ウイルス感染の可能性がある。肉製品食品企業(yè)は、一般的に多濕環(huán)境であることから、汚染物による感染リスクがより高く、それによって従業(yè)員の感染および感染拡大が起こる可能性も高くなる。
低溫という環(huán)境は、あらゆるウイルスが生存する上で有利な條件であり、そこに汚水環(huán)境が加わると、いっそう有利となる。汚水の中では、ウイルスはかなり長(zhǎng)時(shí)間生き続けることができるが、繁殖や増殖はできない。
問(wèn):新発地市場(chǎng)の感染拡大はピークを過(guò)ぎ終盤に入ったのか?
答:今回の感染拡大における発生數(shù)?感染確認(rèn)數(shù)および新たに報(bào)告された発病時(shí)期、病例構(gòu)成、発生源などに関する分析の結(jié)果、新発地卸売市場(chǎng)で確認(rèn)された感染者の感染拡大狀況は、すでに終盤に入ったことが分かっている。
新たに確認(rèn)された感染例はいずれも、同市場(chǎng)に直接かかわっている人々および彼らが住むコミュニティにウイルスが持ち込まれて感染した人々だ。だが、現(xiàn)狀をみると、感染レベルは非常に低い。今回の市場(chǎng)での感染は、発見(jiàn)が非常に早かったため、抑制措置に有利となり、感染がコミュニティに広がる勢(shì)いを効果的に抑制し、感染狀況を全體的にコントロールすることができた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月23日