新型コロナウイルス感染癥の影響を受けて、今年の大學(xué)受験は7月7-9日に延期された。試験會場の情報はまだ公開されていないが、複數(shù)のオンライン旅行予約プラットフォームのビッグデータをみると、最近は全國複數(shù)の都市の中學(xué)?高校やその他の例年の試験會場の近くにあるホテルの検索件數(shù)が急速に増加し、一線都市以外の都市でのニーズが一線都市よりも高く、「受験生向けルーム」の価格が流れに逆らって上昇していることがわかる。「北京日報」が伝えた。

「感染癥でも安心なホテル」の価格が流れに逆らって上昇

2020年の全國大學(xué)入試の受験者數(shù)は1071萬人に達(dá)して、前年比40萬人増加する見込みだ。感染癥の影響で、受験生用ルームの人気は昨年よりは低下したが、部屋の安全性に対するニーズが高まり、各試験會場周辺の「感染癥でも安心なホテル」の価格は流れに逆らって上昇している。

Qunar.Comのデータでは、今年7月6-10日の期間に、北京市の各試験會場周辺のホテル価格が前年同期比30％上昇しており、中には50％上昇したところもある。

ホテルのタイプをみると、感染癥の影響で今年は試験日が7月に延期され、気溫が高くなるため、「獨(dú)立したエアコンを備えた部屋」があるなどより高い安全基準(zhǔn)を満たした「感染癥でも安心なホテル」が多くの親たちの第一の選択肢となり、予約率90％を超えた。

「時間貸しルーム」の検索件數(shù)が増加

移動時間を減らすため、親たちの多くが「時間貸しルーム」を利用して受験生の我が子に晝の休憩を取らせようとしている。Qunar.Comのデータでは、大學(xué)受験期間の時間貸しルームの検索件數(shù)は6月末の17倍に急増し、「大學(xué)受験向け時間貸しルーム」の検索件數(shù)上位5都市は成都、重慶、上海、杭州、鄭州だ。

同程旅行の受験生向けルームの検索狀況をみると、同ルームの約70％は利用開始日が7月6-8日に集中し、6日が最も多く、試験當(dāng)日の1-2日前にホテルに入る受験生が例年よりも多い。

非一線都市の予約熱がより高い

同程旅行プラットフォームでの利用開始日が7月6-9日の試験會場周辺にあるホテルの検索件數(shù)をみると、上位10都市は南昌、南京、貴陽、六盤水、重慶、成都、昆明、上海、西安、北京となっている。

同プラットフォームのホテル事業(yè)群の関係責(zé)任者は、「統(tǒng)計(jì)データをみると、6月には重點(diǎn)都市の毎年人気がある試験會場周辺のホテルの検索件數(shù)が5月に比べて大幅に増加し、一部の都市（たとえば南京、西安など）の検索件數(shù)は20倍から30倍ほど増加した」と説明した。

民泊施設(shè)が人気を集めた昨年と異なり、今年の受験生向けルームの予約ではミドルクラス?ハイクラスのホテルも人気のタイプとなっている。Qunar.Comのデータによると、今年の受験シーズンには、試験會場から3キロメートル以內(nèi)にあるホテルの予約件數(shù)の6割を4つ星以上のホテルが占めるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月1日