昨年の夏から、中國の各観光スポットでは、文化クリエイティブグッズとしてアイスが次々に販売されるようになり、それがトレンドとなった。
故宮の「脊獣氷棒」
2019年10月10日、北京の故宮博物院では、正式に一般公開されるようになって94周年を迎えたのを記念して、「脊獣氷棒」というネーミングのアイスを発売。「故宮がアイスを打ち出した」というハッシュタグが、ネット上の話題をさらった。特許も取得済のこのアイスは、故宮の屋根に並ぶ神獣の形をしており、値段は1本10元。ネットユーザーからは、「お手頃価格なのに、そこには高尚な意味が込められている」などの聲が上がり、好評を博した。
円明園のハスの花アイス
同じく昨年の夏、北京の円明園は、園內(nèi)で出土した約100年前のハスの実から育てたいにしえのハスの花にインスピレーションを得て、ハスの花アイスを打ち出した。味はハスの花、ストロベリー、ラムレーズン、ピスタチオ、バラなどがあり、値段は1本15元だ。
(寫真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)
「萬里の長城」アイス
北京の観光スポット?八達(dá)嶺長城が文化クリエイティブショップで販売した「中國萬里の長城」アイスも、ネット上で大きな話題となっている。商品には、「長城に至らざれば好漢にあらず、長城アイスを食べざれば実に遺憾」というインパクトの強い宣伝文句が添えられている。
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月2日