「少しでも速く、たくさん配達(dá)したいなら、足だけでなく、頭も使う必要あり」
食事時(shí)間帯以外は時(shí)間的に自由で、毎月安定して1萬元以上の稼ぎ
「少しでも速く、たくさん配達(dá)したいなら、足だけでなく、頭も使わなければならない」と秦さん。
そして、「配達(dá)にはいろんなコツがあり、事前にしっかりと段取りしておかなければならない。よく配達(dá)する半徑約5キロの範(fàn)囲內(nèi)のほとんど全ての団地の位置、棟の並びなどが、頭の中に入っている。また、どこの信號(hào)は赤になると長いか、どこの棟は近道できるかなども頭に入っている。配達(dá)先の住所を見た瞬間に、そこに向かうルートが頭の中で描けている」と話す。
「なぜ、デリバリー配達(dá)員をしているのか?」との質(zhì)問に、秦さんは、「忙しいがとてもメリハリがある。食事時(shí)間帯以外の時(shí)間は、自分で自由に使うことができ、映畫に見に行ってもいいし、音楽を聞いてもいいし、本を読んで『充電』してもいい。こういうメリハリのある仕事は得られるものがより多いと思う」と説明した。
秦さんは現(xiàn)在、毎月安定して1萬元(1元は約15円)以上稼いでいる。昨年の春節(jié)(舊正月)前、秦さんは両親に、春節(jié)に合わせた連休期間中は北京で仕事を続け、連休明けに実家に帰ると話し、了承してもらっていたという。その理由について、「春節(jié)期間中も、配達(dá)依頼が多い。一番多い日で100件近く配達(dá)した。夜10時(shí)過ぎに家に戻り、ベッドに寢転ぶと、そのままぐっすり寢てしまった。とても疲れたけど、月末に報(bào)酬が1萬4000元以上あるのを見て、とても満足した」と説明した。
「あと數(shù)年したら、実家に戻って兄と一緒にスーパーを経営したい」
「デリバリー配達(dá)員をしていると、物流配送やインターネット管理などの知識(shí)も學(xué)ぶことができる。將來、起業(yè)する時(shí)に役立つ」
秦さんは、「あと數(shù)年したら、実家に戻って兄と一緒にスーパーを経営したい。実際には、デリバリー配達(dá)員にも、いろんな発展の方向性がある。例えば、デリバリー業(yè)界でがんばり続ける人もいる。第一線で配達(dá)員をするのではなく、配達(dá)の手配を行う事務(wù)所で管理の仕事をするという道だ。また、レストランで管理の仕事に就く人もいる。僕の兄は、江蘇省南京市で働いていて、暇な時(shí)によく電話して、今後の計(jì)畫について話し合っている。実家に帰って、一緒にスーパーを開こうというのは僕からのアイデア」と話す。
そして、「新職業(yè)であるデリバリー配達(dá)員は、物流配送やインターネット管理などたくさんの分野の知識(shí)を?qū)Wぶことができ、將來、スーパーを開くときのアイデアも得ることができる。スーパーを開くとすれば、今は店の経営だけでなく、配達(dá)サービスなどの家まで屆けるサービスも必要となる。將來、自分が開いたスーパーでこうしたサービスを提供するとすれば、デリバリー配達(dá)を數(shù)年した経験を生かして、注文を管理し、販売ルートを開拓したい」とその意気込みを語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月30日