英國、米國、中國の研究者は新しいスマートコンタクトレンズを開発した。同レンズは視力を回復(fù)するほか、糖尿病、心臓病、脳卒中などの疾病をモニタリングできる。科技日報が英紙「デイリー?メール」の記事を引用し、伝えた。
同レンズは「スマート」コンタクトレンズの數(shù)多くの研究開発成果の一つで、血糖値を測定でき、裝著者は瞬きによるズームもできる。同レンズにはグリッドセンサー層があり、光や気溫、さらには涙のブドウ糖の濃度を測定できる。
研究チームによると、ブドウ糖の濃度により糖尿病のモニタリングができるだけでなく、血糖値の調(diào)節(jié)の異常と密接に関連する脳卒中や心臓病の併発癥のモニタリングにも利用できる。
論文の著者で、ハーバード大學(xué)のエンジニアである郭士奇氏(音訳)は「我々の超薄型感知層は従來のスマートコンタクトレンズと異なる。こうしたレンズの設(shè)計は通常インフレキシブルまたは體感センサーと電子回路チップを採用している。これらのセンサーと回路チップは2層のコンタクトレンズの間に挾まれ、マイクロ流體によって涙と接觸する」と述べた。
郭氏は「新たなレンズの設(shè)計において、スネーク型センサーネットワークが直接涙と接觸する。組み立てやすく、測定の感度が高く、良好な生體適合性と機(jī)械的強(qiáng)度を持つといった特徴がある。瞬きを妨げず、視力に影響することもない」と補足した。
論文の著者で、サリー大學(xué)上級技術(shù)研究所バイオエレクトロニクス専門家の趙雲(yún)竜氏(音訳)は「新型コロナウイルスは科學(xué)界全體に大きな影響を與えた。我々のセンサーシステムを利用することで、非侵襲的な方法により人々の健康のモニタリングと判斷をサポートできると確信する」と述べた。
この研究のすべての結(jié)果は、材料學(xué)の學(xué)術(shù)誌「Matter」に掲載された。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月10日