中國(guó)民政部(?。─谓y(tǒng)計(jì)によると、2020年、中國(guó)の婚姻件數(shù)は813萬(wàn)1000組だった。2003年以來(lái)で最も少ない數(shù)で、最も多かった2013年より40%も少ない。第一財(cái)経が報(bào)じた。
結(jié)婚する人が最も多い年齢層は依然として25~29歳。1991~95年に生まれた若者だ。ここ40年のデータを見(jiàn)ると、中國(guó)の出生人口は、1987年にピーク(2508萬(wàn)人)を迎えた後、減少の一途をたどり、1991年には2300萬(wàn)人以下に、1994年には2100萬(wàn)人以下に、1998年には2000萬(wàn)人の大臺(tái)を割った。
今後、95後(1995‐99年生まれ)、ひいては「00後(2000年以降生まれ)」が結(jié)婚適齢期へと入るものの、婚姻件數(shù)は今後も減少の一途をたどると予想されている。高い教育を受ける人が増え、都市は大都市化し、経済的プレッシャーが高まり、結(jié)婚?戀愛(ài)観念も変化しているのを背景に、結(jié)婚年齢は高まる一方で、晩婚、ひいては結(jié)婚しない人が増えている。
求人サイト?智聯(lián)招聘が最近発表した「2021中國(guó)の女性の職場(chǎng)での現(xiàn)狀調(diào)査報(bào)告」によると、未婚の社會(huì)人に結(jié)婚しない理由を聞いたところ、女性の64.1%が「結(jié)婚は必要不可欠というものではない」と答えて最多を占め、次に多かったのは 、「結(jié)婚して生活の質(zhì)が落ちるのが心配」で43.5%だった。男性で最も多かったのは、「経済的に余裕がない」で、53.6%だった。
婚姻件數(shù)最多は広東省 山東省は5位
統(tǒng)計(jì)によると、婚姻件數(shù)が最も多かった省トップ10は、広東省、河南省、四川省、江蘇省、山東省、安徽省、河北省、湖南省、雲(yún)南省、湖北省だった。全體的に見(jiàn)ると、婚姻件數(shù)は、各地の人口のほか、各地の人口の年齢構(gòu)造とも密接な関係がある。
婚姻件數(shù)が最も多かったのは広東省で、63萬(wàn)3000組。広東體制改革研究會(huì)の彭澎執(zhí)行會(huì)長(zhǎng)は、「當(dāng)省は常住人口が最も多い都市で、若者の割合も高く、結(jié)婚適齢期の人々が多い」と分析する。
戸籍人口が最も多い河南省の婚姻件數(shù)は62萬(wàn)5000組で、2位だった。ただ、経済規(guī)模が3番目に大きい山東省は、人口が1億人を超え、戸籍人口も少なくないものの、2020年の婚姻件數(shù)は48萬(wàn)7000組にとどまり、5位だった。
山東省の婚姻件數(shù)が少ないのは、人口の流出と関係がある。多くの若者が北京?天津?河北省、長(zhǎng)江デルタ、広東省などの地域へ移転している。統(tǒng)計(jì)によると、2017~19年、山東省の人口純流出數(shù)は、41萬(wàn)9700人、19萬(wàn)5500人、19萬(wàn)9300人だった。その3年で合わせて81萬(wàn)4500人が流出したことになる。2014~19年の6年間を見(jiàn)ると、その數(shù)は105萬(wàn)7800人にのぼった。
そのため、山東省の人口の年齢構(gòu)造は現(xiàn)在15歳以下と64歳以上の人口が多く、壯年の人口が低いという特徴を呈している。15~64歳の人口が占める割合は66.49%にとどまり、その割合は貴州省に次いで、全國(guó)ワースト2位だ。若者の占める割合が低いため、婚姻件數(shù)も自然と少なくなる。
廈門(mén)(アモイ)大學(xué)経済學(xué)部の丁長(zhǎng)発準(zhǔn)教授は、「山東省は伝統(tǒng)産業(yè)の割合が高く、石炭や鉄鋼などの重化學(xué)工業(yè)が際立っている。新興産業(yè)を見(jiàn)ると、広東省や江蘇省、浙江省に大きく水を開(kāi)けられている。伝統(tǒng)のエネルギー?重化學(xué)産業(yè)に流れる若者は少ない」と分析する。