中國建設(shè)投資研究院が20日に発表した「中國投資発展報(bào)告（2021）」によると、2021年に世界の海外投資は前年に続き減少傾向が続くとみられる。これに対し、中國企業(yè)は海外投資がぶつかる可能性のある多くのリスクと挑戦に慎重に対応すべきだという。新華社が伝えた。

同報(bào)告書は、「今年の海外投資のリスクと挑戦には、新型コロナウイルス感染癥の後のグローバル経済回復(fù)プロセスの予測(cè)が難しいこと▽世界の債券市場(chǎng)と金融市場(chǎng)のリスクが高止まりしていること▽世界の地政學(xué)的なリスクと情勢(shì)がますます緊迫していること▽「一帯一路」（the Belt and Road）沿線の南アジアと中央アジアのリスクが目に見えて高まっていることなどがある」と指摘した。

同報(bào)告書は、「中國企業(yè)の海外投資は慎重でなければならず、リスク回避の戦略を研究?制定する必要がある」と提起した。

また同報(bào)告書は、「今年の投資は『ハードサイエンス』などの科學(xué)技術(shù)イノベーション業(yè)界に注目するのがよい。同時(shí)に、醫(yī)療?ヘルスケア、クリーン技術(shù)、消費(fèi)のバージョンアップなどに関わる業(yè)界への投資チャンスにも重點(diǎn)的に注目するのがよい」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月22日