13日に開かれた「世界に向かう中國國薬新型コロナウイルスワクチン」シンポジウムで、國薬集団(シノファーム)中國生物副総裁を務める首席科學者の張雲(yún)濤氏は新型コロナウイルス不活化ワクチン第3相臨床試験の研究狀況を紹介する発言の中で、「國薬集団中國生物新型コロナウイルスワクチン第3相診療研究において、接種期間中に13人が妊娠した。うち偽薬グループは8人、ワクチングループは5人で、妊婦健診で今のところすべて正常だ。2021年5月に1人目が誕生し、健康狀況が良好だ」と述べた。
張氏によると、上述したケースは、國薬集団中國生物新型コロナウイルス不活化ワクチンが將來的に、妊婦の間で広く普及する見込みがあることを物語っている。國薬集団中國生物は中國國內(nèi)の臨床研究でも、これらの対象者を持続的に追跡している。
張氏は、「國薬集団中國生物新型コロナウイルス不活化ワクチンは、アラブ首長國連邦などの5カ國で大規(guī)模な保護目的の第3相臨床研究を行っている。被験者は100以上の國籍の4萬5000人に上った」と述べた。
張氏はさらに、「新型コロナウイルスワクチンのような全ウイルスワクチンは設(shè)計上、すべてのウイルス変異に対応する能力が遺伝子組み換えワクチンやmRNAワクチンなどを上回る。なぜなら、これが全ウイルスの抗原であるのに対し、その他の設(shè)計がいずれも遺伝子斷片の設(shè)計であるからだ。変異の立場で言えば、科學的な視點から推定と分析をすると、不活化ワクチンは変異に対応する能力が最も高い」と指摘した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月14日