鉄パイプの足場が並ぶ工事現(xiàn)場から美しい古箏の調(diào)べが聞こえてきた。その演奏者はなんと作業(yè)員の陳江山さん(22)。陳さんは、高所でもスイスイと作業(yè)をして足場を組み立てる鳶工で、普段は縦橫に交錯するパイプが立ち並ぶ工事現(xiàn)場で働いているが、プロ顔負けの指使いで、古箏を演奏し、幻想的な調(diào)べを紡ぎ出すという別の顔ももっている。
陳さんは工事現(xiàn)場の仲間たちと「バンド」を結(jié)成し、そのセンターで中國の伝統(tǒng)楽器?古箏を演奏。他の仲間はその橫でギターを演奏したり、中には鉄の缶をドラム替わりに叩いたりして、とても賑やかだ。
工事現(xiàn)場のストリートダンサー
特技はストリートダンスで、楽しく生活する。そんな90後(1990年代生まれ)の男性?賀元凱さんは普段、工事現(xiàn)場でセメントなどの建築材料を運ぶ仕事をしている。そして、仕事の合間に、ネットでストリートダンスを?qū)Wび、休み時間などにそれを披露。その軽快なパフォーマンスに、仕事仲間から大きな拍手が送られている。
美しい水墨畫を描き出す左官職人
ヘルメットをかぶったすっきりとした顔つきの男性が、半紙の上に大膽に筆を走らせ、水墨畫を描いていた。その男性は石建國さん。浙江省溫州市で5年間左官として働いており、趣味は習(xí)字や絵だ。石さんは実家から出稼ぎに出て、すでに10年以上になるものの、この趣味はずっと続けているのだという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月28日