有人宇宙船「神舟12號」任務(wù)の中國の宇宙飛行士3人が中國の宇宙ステーションコアモジュール「天和」に入居した後、彼らの宇宙における一挙手一投足が注目を浴びている。任務(wù)計畫によると、今回の任務(wù)期間中には宇宙飛行士による船外活動が2回行われる。環(huán)球時報が伝えた。
中國の宇宙飛行専門家の厖之浩氏によると、神舟12號の船外活動は見どころ満載だ。神舟7號の翟志剛氏の場合は宇宙船からの船外活動であり、そして短時間の検証目的の宇宙遊泳だった。それに対し、神舟12號の船外活動時間は長く、約數(shù)時間かかる。また設(shè)備の設(shè)置や調(diào)整などの技術(shù)的な任務(wù)も遂行しなければならない。
厖氏によると、船外活動は、宇宙飛行士の腕の力が高く要求される。宇宙遊泳は足ではなく、ロッククライミングのように腕で行うからだ。また今回の任務(wù)において、宇宙飛行士はロボットアームを使い宇宙を遊泳する。それは、船外の宇宙飛行士はロボットアームの末端に立ち、船內(nèi)の宇宙飛行士がロボットアームを操作することで、船外の宇宙飛行士を作業(yè)場所に送るということだ。
船外活動経験を持つ宇宙飛行士の劉伯明氏は取材に対し、「今回の2回の船外活動の間隔は非常に短い。船外活動では初めて人とロボットアームの協(xié)働が行われる。ロボットアームは広い範(fàn)囲を動くだけで、宇宙飛行士を船外の作業(yè)場所付近に送る。船外作業(yè)場所で細かい操作を行う。1人が攜帯できる道具には限りがあり、操作の難易度が高いため、もう1人の協(xié)力が必要になる可能性がある。つまり2人で作業(yè)場所で任務(wù)を完遂する。そのため、ロボットアームの操作の信頼性、安全性、柔軟性が試される。船外の壁に衝突するかなども、宇宙飛行士の船外におけるチームワークが試される」と述べた。
劉氏は取材で、「宇宙飛行士が軌道上で任務(wù)遂行中に特殊な狀況が発生した場合、地上のチームがいち早くサポートと回答を行い、力強い技術(shù)的サポートを隨時提供する。船外活動の當(dāng)日は午前6時過ぎに準(zhǔn)備を開始し、そこから船外活動と帰還に至るまでの時間が長く、體力の消耗が激しい」と話した。そして、「ロボットアームの末端に立つ時に期待している。広い宇宙に向かいながら、ロボットアームと共に揺れ動き、飛ぶような感覚が生じるだろう」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月24日