2日、競技中の李雯雯選手。東京五輪ウエイトリフティング女子87キロ超級の試合で、中國の李雯雯選手は金メダルを獲得した。(撮影?楊磊)
ウエイトリフティング中國代表は2日、東京五輪の全試合を終えた。選手8人が8種目に出場し、7枚の金メダルと1枚の銀メダルを獲得し、ウエイトリフティング中國代表の五輪歴代最高記録を樹立した。新華社が伝えた。
中國ウエイトリフティング協(xié)會の周進(jìn)強主席は、「ウエイトリフティング代表は過去5年間にわたり、その他の種目と同じく紆余曲折と困難を経てきた。國際ウエイトリフティング連盟は階級の調(diào)整をし、選手にとって非常に大きな影響があった。また一部のベテラン選手は五輪の1年の延期の間に不調(diào)が生じた」と述べた。
周氏は、「選手全員が自分らしさを発揮し、中國人選手の精神面での強さを示した。これは成績よりも重要なことだ」と述べた。また、諶利軍選手が大逆転で示した不屈の精神、石智勇選手のひたすら記録更新を狙う王者らしい風(fēng)格なども含めて、各選手を評価した。周氏は特に、唯一の銀メダルとなった廖秋雲(yún)選手について、「彼女は十分に力を発揮し、相手の選手から敬意を表された。しかし相手の選手は確かに凄かった。我々としても心殘りはなく、帰ってからもさらに強くなれるよう練習(xí)を積むだけだ」と述べた。
選手の成功にはチームの努力が不可欠だ。周氏は「チームづくりにおいては、栄養(yǎng)やリハビリ、身體能力、テクニカル分析、メンタル、生理學(xué)?生化學(xué)的測定などのシステムをつくり上げている。私たち後方支援スタッフや科學(xué)技術(shù)スタッフは常に選手が試合に臨むために全面的なサポートを提供した。そのためすべてのメダルには、裏方で貢獻(xiàn)したこうしたスタッフの心血が込められている。このチームがなければ、このような成績は手にできなかった」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月3日