米経済誌「フォーチュン」の2021年版グローバル500が2日に発表された。今年このランキングに入った中國企業(yè)は前年より10社増の143社に達し、今年も米國(122社)を抜いてトップに立った。関係者によると、21年ランキングに入った中國企業(yè)は數(shù)の上での優(yōu)位性を獲得しただけでなく、企業(yè)の経営狀況も橫方向の比較でも上昇したことから中國経済の持続的な安定回復(fù)、安定さの中での好転といった情勢がさらにはっきりとうかがえ、中國経済の実力とポテンシャルが明らかになったという。人民日報海外版が伝えた。
今回のランキングを見ると、新型コロナウイルス感染癥の影響を受けて、グローバル500の経営狀況が全體的に不調(diào)だった。すべての上場企業(yè)の2020年売上高は前年比5%減の約31兆7千億ドル(1ドルは約109.1円)だった。企業(yè)の利益が大幅に減少し、純利益の合計は同20%減の1兆6千億ドルで、09年以來で最大の減少幅になった。
比較してみると、中國企業(yè)は安定した発展傾向を維持したと言える。
まず、ランク入りした中國企業(yè)が持続的に増加した。ここ數(shù)年、ランク入りする中國企業(yè)の數(shù)が増加し続け、ドイツ、フランス、英國、日本を次々に追い越し、19年に129社に達して初めて米國を抜き、21年は記録を更新し、トップとしての優(yōu)位性がさらに拡大した。同誌の分析によると、同誌が1995年にこのランキングを発表するようになってからの27年間で、企業(yè)數(shù)がこれほど急速に増加した國?地域は他にないという。
次に、中國企業(yè)は経営狀況が好調(diào)だった。今回はランク入りした企業(yè)の経営指標が全體として低下した中で、中國企業(yè)は平均売上高、平均利益、売上利益率、自己資本利益率がいずれも前年並みの水準を保った。
さらに、中國企業(yè)の水準はグローバル500の平均を上回った。収入を見ると、ランク入りした中國企業(yè)の平均売上高が500社平均の634億ドルを上回り、利益も500社平均の33億ドルを上回り、利益率を見ると売上利益率が500社を5.2%上回り、自己資本利益率も同8.4%上回った。
植信投資のチーフエコノミストで植信投資研究院の院長を務(wù)める連平氏は取材に対し、「新型コロナウイルス感染癥の打撃の中、中國企業(yè)の好調(diào)さは非常に貴重なものだ。背景にある原因を考えると、中國は感染癥を他國に先駆けて抑制し、率先して企業(yè)活動?生産活動を回復(fù)し、マクロ政策が効果的に実施され、経済が持続的に安定回復(fù)した。こうしたことが企業(yè)がリスクの挑戦に対処し、経営狀況を改善する上で力強い支えになった」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月3日