「四川?重慶共同古生物?古環(huán)境協(xié)同変化重慶市重點(diǎn)実験室」の発足式が18日、重慶市地質(zhì)鉱産探査開発局で行われた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同実験室は重慶市企畫?自然資源局が設(shè)立を許可した重慶市地質(zhì)遺跡保護(hù)?研究実験室を高度化したもので、四川?重慶両地域初の古生物學(xué)科省部重點(diǎn)実験室だ?，F(xiàn)在すでに重慶市科學(xué)技術(shù)局、四川省科學(xué)技術(shù)庁によって共同認(rèn)定されている。

実験室の室長を務(wù)める古生物専門家の代輝氏によると、実験室は古脊椎動(dòng)物骨格化石分析の世界最先端の硬組織カッティング?分析システムを持ち、中國科學(xué)院、英ブリストル大學(xué)などを卒業(yè)した博士やポストドクター、中國トップレベルの化石修復(fù)?取付技術(shù)者チームが在籍している。

代氏は「実験室は古生物學(xué)の各方面で中國のトップ水準(zhǔn)に達(dá)している。例えば自然資源部（?。─袭?dāng)実験室による『古脊椎動(dòng)物化石発掘及び修復(fù)?取付技術(shù)マニュアル』という業(yè)界基準(zhǔn)の作成を許可した。當(dāng)実験室は重慶雲(yún)陽恐竜動(dòng)物群を発見?構(gòu)築した。新たな恐竜動(dòng)物群として恐竜の進(jìn)化順序の空白を埋めた」と説明した。

雲(yún)陽恐竜動(dòng)物群という研究方向をめぐり、重慶市地質(zhì)遺跡保護(hù)?研究実験室（同実験室の前身）のメンバーは過去3年にわたり、筆頭または連絡(luò)著者として15本の論文を発表した（うちSCI収録論文は8本）。そして「磨刀渓三峽竜」「普安雲(yún)陽竜」「普賢峨眉竜」「元始巴山竜」という4つの恐竜の新種を命名した。

公表されている資料によると、2020年だけでも全世界で40の新種の恐竜が命名された。うちアジアは10種で、中國は7種で世界最多。代氏は「重慶の普安雲(yún)陽竜と普賢峨眉竜はすべて當(dāng)実験室が研究?命名したことを知ってもらいたい」と述べた。

同実験室は今後四川?重慶両地域の豊富な古生物化石を踏まえ、古生物學(xué)と化石保護(hù)技術(shù)の研究を展開するとともに、化石埋蔵の古代環(huán)境を研究し、生物進(jìn)化と環(huán)境変化の関係を見つけ、地球環(huán)境の変化傾向を模索する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月20日