土壌塩分濃度が0.5％にのぼり、「不毛の地」とされるアルカリ性土壌で栽培された大豆は、すくすくと育つばかりか生産量も多い。これはこのほど黃河デルタ中國科學(xué)院遺伝?発育生物學(xué)研究所東営分子設(shè)計育種研究センター拠點で起きたことだ?？萍既請螭瑏护à?。

同研究所は11日に専門家を招き、中國科學(xué)院重點計畫プロジェクト「大豆の高生産量?安定生産の分子基礎(chǔ)と品種開発」の生産量測定を行った。その結(jié)果によると、黃河デルタ地域の土壌塩分濃度が0.5％のアルカリ性土壌で栽培された耐塩性大豆材料の「TZX-1736」の1ムー（約6.7アール）あたり生産量が264.8キログラム、「TZX-805」が263.3キログラムにのぼった。これは耐塩?アルカリ性大豆新品種の1ムーあたり生産量の記録を更新した。このデータはすでに昨年の中國の平均的な1ムーあたり大豆生産量（132.4キログラム）を上回った。

同成果は田志喜氏の研究プロジェクトチームによる4年間の研究開発によるものだ。田氏らは東営のアルカリ性土壌の自然降雨栽培の條件下で、4年連続で8000點以上の大豆材料の選別を行い、生産量が特に多く優(yōu)れた大豆生殖質(zhì)を56點、うち特に優(yōu)れた材料を18點取得した。協(xié)力した斉魯工業(yè)大學(xué)（山東省科學(xué)院）生物研究所の郭凱氏が率いる研究プロジェクトチームは、4件のアルカリ性土壌養(yǎng)分管理関連技術(shù)を開発した。

専門家チームは、「この2大成果は環(huán)渤海アルカリ性土壌でのモデル栽培を拡大し、審査?認定?推進を加速させることが可能だ。アルカリ性土壌大豆生殖質(zhì)、特殊機械、栽培技術(shù)、投入品、川下加工による『産業(yè)チェーン責(zé)任者制』の産業(yè)チェーンの発展を形成することにより、中國の食糧安全保障に中核技術(shù)のサポートを提供する」と提案した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月14日