資料寫真
今年は中國が世界貿易機関(WTO)に加盟してから20年目にあたり、WTOはこのほど第8回対中國貿易政策審議會をテレビ會議の形式で開催した。中國の國務院新聞弁公室は28日の記者會見で、中國のWTO加盟をめぐる注目の話題についてコメントした。新華社が伝えた。
海外メディアは、「補助金問題はWTO改革で注目される問題の1つであり、補助金ルールの監(jiān)督管理強化が必要と提起するWTO加盟國がある。これに対する中國の態(tài)度は?」と指摘した。
商務部世界貿易機関司(局)の鄢東司長(局長)は、「補助金は世界各國の政府が広く使用する政策ツールの一種であり、主に市場の機能不全を解決し、経済発展、技術開発、環(huán)境保護、雇用安定など各種の公共政策の目標を実現(xiàn)?促進するために用いられる。新型コロナウイルス感染癥の流行中に、WTO加盟各國は多くの補助金措置を打ち出し、自國企業(yè)が難関を乗り越えるよう支援し、人々の雇用と社會の安定を保証した」と述べた。
鄢氏は、「中國はWTOが必要な改革を行うことを支持し、WTOの改革の枠內で補助金に関する交渉?議論のスタートに対して開放的な態(tài)度を取る」と強調した。
鄢氏は具體的に次の3點を主張した。(1)農業(yè)への補助金は産業(yè)への補助金と同時に議論して、この2つの重要分野のどちらでも公平な競爭が実現(xiàn)されるよう確保する(2)反補助金措置やアンチダンピング措置などの厳格化を議論して、目下の貿易救済措置の亂用問題を解決する(3)グリーン補助金の回復を議論して、主に加盟各國の感染癥と気候変動への対応のために政策的余地を殘しておく。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月29日