羅懐聡氏（47）は、中國航天科工集団第六研究所で固體推進(jìn)薬の「整形」作業(yè)を行う技術(shù)者で、ロケットの飛行軌道の需要を満たすために、非常にセンシティブな火薬を寸分違わず平らにカットする必要がある。

固體推進(jìn)薬は一種のエネルギーを含む物質(zhì)で、熱、機(jī)械の衝突及び摩擦、靜電気などの刺激により瞬時(shí)にして燃焼?爆発する可能性がある。非常に高い精度が必要とされ、非常に高い危険性が存在することから、この仕事は「火薬の彫刻」と形容される。

羅氏によると、固體推進(jìn)薬の「整形」はロケットエンジンの1千にのぼる製造工程の中で極めて重要で特殊な工程だ。現(xiàn)在も「世界的な難題」とされており、どれほど精密な機(jī)械でも依然として完全に人の手に取って代わることはできない。

0.1ミリメートルというA4サイズの紙の厚さにも満たないのは、羅氏の「彫刻」の精度だ。作業(yè)中のカッティングの力は完全に個(gè)人の感覚と判斷に基づき、少しでも油斷すれば事故になる恐れがある。羅氏は常人には想像もできない危険と孤獨(dú)に耐えており、この「火薬の中での作業(yè)」と呼ばれる持ち場(chǎng)で丸29年も働いている。「危険だが、これが私の仕事だ。どんなに危険な仕事でもやる人が必要だ」と羅氏。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月24日