■菌草技術(shù)の國際協(xié)力
1999年にパプアニューギニアで菌草技術(shù)のデモンストレーションを行う林氏と豊作を迎えた村人。畫像出典:國家菌草プロジェクト技術(shù)研究センター
南太平洋の島國パプアニューギニアで、菌草は現(xiàn)地人から「林」草と呼ばれている。林氏の苗字を取り、中國の専門家への謝意を表している。
菌草技術(shù)援助プロジェクトが2001年にパプアニューギニアでスタートし、菌草技術(shù)國際協(xié)力の幕開けとなった。林氏は20年にわたり何度も海外を訪れ、菌草技術(shù)を伝授しそれを推進(jìn)?拡大している。
林氏は、中國菌草推進(jìn)?拡大チームがパプアニューギニアのイースタンハイランド州に到著したばかりの頃を振り返り、「幾多の困難が立ちはだかり命の危険さえあった」と感慨深く語った。しかし彼らは尻込みせず、既存の條件の中で、現(xiàn)地に適した形で菌草を栽培した。まもなく現(xiàn)地の野生の菌草を利用し各種食用キノコを栽培できた。
林氏は2001-19年にかけて、パプアニューギニアを22回訪問し菌草技術(shù)プロジェクトを?qū)g施した。今や菌草?陸稲技術(shù)はパプアニューギニアの8州?16地區(qū)の累計(jì)8600世帯以上の農(nóng)家に推進(jìn)?拡大し、3萬人以上に利益をもたらしている。さらに1ヘクタール當(dāng)たり853トンという巨菌草生産量の世界記録を更新した。
2019年にルワンダで、現(xiàn)地農(nóng)家に菌草によるキノコ栽培を指導(dǎo)する林氏。畫像出典:國家菌草プロジェクト技術(shù)研究センター
菌草技術(shù)は今や世界106カ國に伝わっており、さらには「中國?國連平和発展基金」の重要プロジェクトになっている。中國は菌草技術(shù)國際研修を270回実施し、中國內(nèi)外の1萬人以上の研修生を受け入れてきた。菌草技術(shù)の専門人材を育成するため、中國政府はさらに福建農(nóng)林大學(xué)で菌草技術(shù)を?qū)煿イ工?1カ國の留學(xué)生に資金援助を行っている。
菌草対外支援20周年並びに持続可能な開発支援國際協(xié)力フォーラムが今年9月2日、北京で開かれた。すでに78歳と高齢の林氏は同日のフォーラムで、菌草技術(shù)の未來について、「菌草事業(yè)のため奮闘を続け、農(nóng)村振興のペースアップと世界の持続可能な開発のため力を貢獻(xiàn)する」と自信に満ちた表情で語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月24日