陝西省西安市の新型コロナウイルス感染拡大は複雑な様相を呈し、深刻化している。その管理や対策が強(qiáng)化される中、西安市では食品購入が難しくなっているなどの問題に対応するため、同市の多くの地域が、野菜や肉、卵、乳製品といった生活必需品を確保して、無料で配送するなどして、世帯ごとにケースバイケースで基本的な生活物資の需要を満たし、市民が安心して、自宅待機(jī)し、感染予防できるよう取り組んでいる。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
同市ハイテク區(qū)の新型コロナウイルス対策指揮部は、野菜などの生活必需品の確保に力を入れ、第一線の幹部やコミュニティの幹部、不動産管理會社のスタッフなどが、タイムスケジュールに従って、コミュニティや団地の棟ごとに、秩序立てて配達(dá)するよう手配している。1世帯當(dāng)たり5種類以上の野菜10キロを無料で配達(dá)している。
曲江新區(qū)は、大型スーパー4軒、農(nóng)産物マーケット1ヶ所と協(xié)力して、統(tǒng)一して商品の仕入れを行い、肉類130トン、卵70トン、野菜650トンを確保。それをサービスセンター4ヶ所に分けて、區(qū)全域の15コミュニティに配送し、區(qū)全域13萬世帯に1世帯1セット(3日分)ずつ配達(dá)している。
長安區(qū)は、區(qū)內(nèi)の八百屋153軒、穀物?食用油屋188軒と協(xié)力して、住民のニーズに基づいて、物資をストックし、封鎖管理されている団地の住民に、新鮮でリーズナブルな肉や卵、野菜などを定期的に提供している。
西咸新區(qū)は、住民が外出する必要のない対策を講じており、食料品を団地まで配送し、団地の管理ボランティアが各世帯に配達(dá)するよう手配している。區(qū)內(nèi)にある587団地や村民グループには、供給擔(dān)當(dāng)業(yè)者が直接配送している。
閻良區(qū)では、大手スーパー5軒のスタッフがオンラインプラットフォームを通して注文する形式を採用し、コミュニティや不動産管理會社が配送グループと協(xié)力し、1人當(dāng)たり1日10元(1元は約18.0円)の基準(zhǔn)で、2日に1度、野菜を無料で配達(dá)している。各世帯へは、団地のボランティアや不動産管理會社が配達(dá)している。
蓮湖區(qū)は野菜7萬ケースを確保し、今月28日夜から連夜、封鎖管理されているエリアや管理?コントロールエリアなどの住民を?qū)澫螭恕?世帯當(dāng)たり1セット(3-4日分)を無料で配達(dá)している。
その他、新城區(qū)や碑林區(qū)、雁塔區(qū)、未央?yún)^(qū)、鄠邑區(qū)なども、各種食料品などの生活物資を無料で各世帯に配送する計(jì)畫を進(jìn)めている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月30日