2022年北京冬季パラリンピックの開會(huì)式が今月4日夜、北京の國(guó)家體育場(chǎng)（通稱「バードネスト）」で開催された。最も感動(dòng)的な聖火臺(tái)への點(diǎn)火儀式では、障がい者である劉思彤選手や文暁燕選手、馬佳選手、張雪梅選手、劉翠青選手、董超選手、唐雪梅選手、李端選手の8人が聖火をリレーした。その中で唐選手は、四川省広元市青川県出身で、2008年の四川大地震で、生き埋めになり、28時(shí)間後に救出されたが、左足を失った。唐選手は、シッティングバレーボールの中國(guó)女子代表選手として、昨年の東京パラリンピックに出場(chǎng)し、銀メダルを獲得した。
1994年に四川省広元市青川県騎馬郷で生まれた唐選手は、14歳だった2008年5月12日に起きた四川大地震で、約28時(shí)間生き埋めになった後、救出されたものの左足を失った。その後、中國(guó)政府は被災(zāi)した子供たちを支援し、唐さんも義足を取付けて、再び立ち上がることができるようになった。そしてその喜びが唐さんに未來(lái)への希望を抱かせるようになったという。
バレーの練習(xí)をする唐雪梅選手。
地震の後、唐選手は學(xué)校のバスケットボールチームのメンバーになったり、卓球をしたりして、恵まれた運(yùn)動(dòng)神経を発揮。その後、ある偶然の機(jī)會(huì)から、上海のシッティングバレーボールチームに入った。そして、そこで1年練習(xí)を積んだ後、ナショナルチームのメンバーに選ばれ、エースアタッカーとして、2010年の広州アジアパラ競(jìng)技大會(huì)や2012年ロンドンパラリンピックで活躍した。
また昨年の東京パラリンピックの女性シッティングバレーボール決勝では、中國(guó)は1対3で米國(guó)に敗れたものの、銀メダルを獲得した。（編集KN）
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年3月7日
昨年の東京パラリンピックに出場(chǎng)した唐雪梅選手。
