広東省深センで最近、孫葉芃さん(20)が平均タイム2.03秒で、世界キューブ協(xié)會(huì)(WCA)のWCAピラミッド型ルービックキューブの早揃えアジア記録を更新した。同記録が更新されたのは約3年ぶりだった。
孫さんは子供の時(shí)に「二分脊椎癥」と診斷された?!付旨棺蛋Y」とは、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる非常に珍しい神経管閉鎖障害の一つで、その割合は1000人に1人といわれている。孫さんは生後60日目に、最初の手術(shù)を受けた。そして、同じ年ごろの子供たちが公園で遊んでいるような5歳までに、大きな手術(shù)を4度受けた。しかし、大好きなルービックキューブの練習(xí)を積み重ね、さまざまな大會(huì)で優(yōu)勝や準(zhǔn)優(yōu)勝してきた。そんな孫さんは取材に対して、「ルービックキューブをしていると自然と満足感を覚える。時(shí)間をかけて一つの事に打ち込むのも大好き」と話した。
孫さんは2016年にルービックキューブを始め、2017年から大會(huì)に出場(chǎng)するようになり、これまでに、WCAの大會(huì)で21度優(yōu)勝した経験を誇る。
孫さんは、「二分脊椎癥なので、手の動(dòng)きに一定の影響がある。僕の手の動(dòng)きは、普通の人よりぎごちないこともある。でも、練習(xí)を通して、手の動(dòng)きはかなり高いレベルのスピードになった。天賦の才に恵まれた人とは比べものにならないが、ほとんどの人の平均レベルよりは優(yōu)れていると思う。困難に直面しても、進(jìn)んでチャレンジしている。努力することは、しないことより必ず良いはずだ。真面目に向き合い、努力し、良い結(jié)果を出すというのは、多くの人が想像しているほど難しいことではない」と話す。
「変えられることは、勇気をもって変え、変えることができないことは、心を広くして受け入れる」という孫さんのモットーを、多くの人がリスペクトしているほか、孫さん自身の価値を見出し続ける原動(dòng)力となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月20日